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SOMEWHERE

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

ハリウッドの映画スター、ジョニー・マルコは、ホテル「シャトー・マーモント」で寝起きしながらパーティや女三昧の華やかで空虚な生活を送っていた。そんなある日、前妻レイラとの間の娘、11才のクレオをしばらく預かることになる。

思ったこと

主人公のジョニーはけっこう成功している映画スターらしい。
・・・というのにしばらく気付かなかったほど、冒頭の彼は普通のそこらの男っぽくて、セレブな生活なのにあんまり楽しくもなさそうだった。
寄ってくる女に不自由しなくてとっかえひっかえしてるけど、恨みがましい非難のメールがちょくちょく届く。
それにも慣れてて無感覚になってる感じ。
携帯式ポールを持ったポールダンサーが部屋にやって来て踊るというセクシーな出前サービスがあるのにはびっくりだが、たいして喜んでる風でもない。
新作の記者会見や授賞式ではろくなことを言えなくて、仕事に対する熱意も感じられない。
成功者だからって毎日がハッピー!というわけにいかないのね。
ジョニーのただれた生活がしばらく淡々と続き、早くかわいいエル・ファニングを出せや〜!と待ちどおしいことこのうえなかった。

エル・ファニングはとにかくかわいいな!
細い身体でフィギュアスケートする様子は、なんだかけなげで、保護欲がかきたてられる。
プールに潜ってお茶を飲むジェスチャーをしたり、夜中にベッドの中でアイスを食べたり、卓球したり、Wiiに興じたり、素敵な朝食を作ってくれたり、読んでる本の話をしたり(たぶんトワイライト?)、表情、仕草、服装、すべてがキラキラしとる!
お父さんの女関係のだらしなさにも気付いているんだろうけど、まだ両親が大事な年頃。
たまに会う父親として、ジョニーはいいところだけ満喫したんでない?
これから思春期に入っていろいろ難しくなっていくだろうに、ジョニーの気付きが遅すぎなきゃいいけどね!

全体的に長回しが多く、なんかボンヤリした感じの構成。
ソフィア・コッポラ監督には一定のファンがついているようだけど、いつも私はあんまりノレないな〜。
映画業界のオモテウラをよく知っているのであろうから、空虚ですさんだセレブの生態、家族とのつながりを大事にしなきゃというフツーすぎる結論にも現実味があんのかな?

SOMEWHERE
Somewhere

(2010年 アメリカ)
監督・脚本/ソフィア・コッポラ
出演/スティーヴン・ドーフ(ジョニー・マルコ)
   エル・ファニング(クレオ)
   クリス・ポンティアス(サミー)
   ミシェル・モナハン(レベッカ)
   ララ・スロートマン(レイラ)
公式サイト

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