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大奥

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

男子だけを襲う謎の疫病のため、男女の役割が逆転してしまった江戸。貧乏な旗本の息子・水野祐之進は、幼なじみのお信に別れを告げて大奥に上がる。そこは、3000人の美男が将軍のためだけに集められた場所だった。

思ったこと

原作マンガが傑作すぎるので、それを超えるものにはなりようがないだろうな〜とは思っていたので、まあ想定内の感じ。
昨日観た『十三人の刺客』と違い、わかりやすく説明してくれるので気楽に観れる。
水野とお信、幼なじみの二人のラブストーリーが中心となっているのは甘ったるいけれど、そういうほうが若い人たちにウケるのかしらん。
でもあれだと、なんで水野が大奥に行く決心をしたのか、よくわかんないのでは?
音楽での大げさな盛り上げ方とか演出とかTVドラマっぽいな〜と思ったら、監督はドラマ出身の人か・・・。

柴崎コウの吉宗はナイスキャスティング!
凛としてて素敵〜。
「とびきりの美男50人を集めるように」のシーンは胸がすく。
吉宗に仕える加納久通(和久井映見)も良い存在感。
二宮和也は水野にしては少年ぽすぎると思ったけど、実年齢は20代後半か・・・ふ〜ん、かわいいね。
阿部サダヲが出てきたとき、思わず吹き出してしまった。
いや別に何もおもしろいことをしても言ってもないけど。
阿部サダヲが大奥の住人て〜(笑)
自分のことを金魚に例えてるし〜(笑)

女ばかりが働く江戸の町の様子とか、男の花魁道中とか、珍しい映像が見れたのはおもしろかった。
でもね〜大荷物を運ぶ女がよろけたりするのはウソっぽい演出と思う。
非力な女がやってると表現したいんだろうけど、昨日今日始めたという話じゃないし、ちゃんと自分の運べる重さにしてるはずと思うの。
ネチネチとしたいじめや嫉妬、憧れの人を遠まきにしてキャアキャア騒ぐなど、大奥の男たちのふるまいはすごく自然に、ありそうなことのように見える。
性格やふるまいって、かなりの部分、おかれた状況に左右されるんだよなぁというようなことを考えてしまった。

帰ってから原作マンガを読み直した。
映画のストーリーに続く、家光編が切なくて私は一番好き。
終盤で思いがけない盛り上がりを見せる綱吉編まで、一気に読了。
やっぱおもろいな~。

大奥
(2010年 日本)
監督/金子文紀
原作/よしながふみ
出演/二宮和也(水野祐之進)
   柴咲コウ(徳川吉宗)
   堀北真希(お信)
   大倉忠義(鶴岡)
   中村蒼(垣添)
   玉木宏(松島)
   阿部サダヲ(杉下)
   佐々木蔵之介(藤波)
   和久井映見(加納久通)
   板谷由夏(大岡忠相)
   菊川怜(間部詮房)
   倍賞美津子(水野の母)
   竹脇無我(水野の父)
公式サイト

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