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パーマネント野ばら

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

離婚したなおこは娘を連れて故郷に帰り、母が営む港町の美容室「パーマネント野ばら」を手伝う。そこには日々女性たちが集い、それぞれの恋愛模様と人生が交錯する。

思ったこと

全体的になんだかわざとらしい感じが漂う映画。
最近、サイバラ作品の映画化が続いているよねぇ〜。
ちょっと一気にやりすぎでない?
サイバラの叙情的な話ってだいたいテイストが似通ってるし、キャラも決まっているから、既視感を感じつつ観ていた・・・と言いつつ・・・後半の展開にはけっこうびっくりさせられた!

菅野美穂演じる主人公のなおこ、なんだか私の嫌いなタイプの女・・・。
どこが、とは説明しづらいんだけど・・・。
取り澄ましたような感じがするからかな・・・。
幼い娘より自分の恋のほうが大事っぽいところもちょっとね・・・。
なおこの寂しさに感情移入できないのが、いまいち映画に入り込めなかった理由かも。

豪毅なフィリピンパブのママ、みっちゃん役の小池栄子はイイ!
野性味のある魅力が炸裂しとる!
「どんな恋でもないよりましやき」・・・散々な目に遭っても愛と輝きを失わない生命力の強さ。

なおこの母、美容室を経営するまさ子役の夏木マリも、パンチパーマがすごく様になってる!
早朝の港を背景に、逆光で煙草を吸っている姿が印象に残る。
みっちゃん「釣りはとっときー!」
まさ子「バカだ・・・(笑)」
というとこ、なんてことないシーンなんだけど、なんか好き。
山奥のゴミ屋敷に住む老カップルの髪を切ってあげに行くくだりも面白い。

どうしようもないダメ男ばかり出てきて、女は強くたくましく働きながら生きていく・・・という構図は、フランスとかヨーロッパの映画でもよく見かけるよね。
いくつになってもどんな目に遭っても、皆、恋がなくては生きられない。
「世の中ってそんな感じだっけ〜?」と私にはあんまり実感できない世界観ですが。
ラストシーンの、左右から波が寄せてくる浜辺はとてもきれいだった。
これって高知県だよね。どの辺りなんだろう〜?

後から知ったんだけど、ヘアカタログのモデルとして微笑んでいたのはサイバラ本人なんだって〜、へぇ〜!

パーマネント野ばら
(2010年 日本)
監督/吉田大八
原作/西原理恵子
出演/菅野美穂(なおこ)
   池脇千鶴(ともちゃん)
   小池栄子(みっちゃん)
   夏木マリ(まさ子)
   宇崎竜童(カズオ)
   江口洋介(カシマ)
   畠山紬(もも)
公式サイト

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