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抱擁のかけら

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

かつて映画監督だったマテオ・ブランコは、14年前に視力を失い、脚本家ハリー・ケインとして生きていた。ライ・Xという男が脚本を依頼しに訪ねてきたのをきっかけに、ハリーは過去に起こったことをディエゴに語り始める・・・。

思ったこと

えーと、なんかよく分かんなかった!
つまんなかったのか、おもしろかったのかも、よく分かんない・・・。
味わいどころが分からない!!
愛?についての映画なの?かな?・・・たぶん・・・。
アルモドバル監督ならではといえる、一風変わったストーリー構成だ。
そういえばこの監督の映画って、観ている間はけっこう引き込まれるんだけど、終わってからこういうぽか〜んとした気持ちにさせられることが多いような気がするな。

始まってからしばらく、2008年の話と1992年の話がかわるがわる語られるのだが、実業家エルネスト・マルテルがキーパーソンであるらしいこと以外、つながりがなかなか明かされない。
でもまあ、ペネロペは人生を狂わせるほどいい女、って話ですかね?
ペネロペがオードリー・ヘップバーン風の装いでカメラテストを受けるシーンがあるが、似合ってなくてびっくりした!
いくら美女といっても“何を着ても似合う”というわけにはいかないのね〜。
その代わり、マリリン風のふわふわプラチナブロンドは、眉毛が黒々としているにもかかわらず、とてもしっくりきてる。
それにしてもスペイン人は激しいな〜。

エージェントであるジュディットの息子で仕事や生活のいろいろを手伝っているディエゴと、ハリーが「献血センターで血を集めている吸血鬼」の構想を練っているのはまあおもしろかったが、長々と話しすぎだった!

そして、かなり終わりのほうで、ジュディットがディエゴに明かした秘密・・・えー、それ秘密だったんかーという感じ。
びっくりしているディエゴにびっくり。
それまで説明されていなかったけど、てっきり周知のことなんだろうと思っていたというか、それじゃなかったらいったい何なの?というようにしか見えなかったので。

エルネストJr.の変貌ぶりはおもしろかったかな・・・。
過去の彼、いかにもゲイな仕草が微笑を誘う。
そして映画『謎の鞄と女たち』の再編集・・・。
「すごくおもしろい」というのは本気? それともギャグ?

マテオとレナが訪れる地の景観が独特で印象に残った。
黒い大地にぼこぼこと穴が空いていて、まっすぐに延びる道路を車で走る。
ファマラ海岸は、カナリア諸島のランサロテ島というところにあるらしいよ。

抱擁のかけら
Los Abrazos Rotos/Broken Embraces

(2009年 スペイン)
監督・脚本/ペドロ・アルモドバル
出演/ペネロペ・クルス(レナ)
   ルイス・オマール(マテオ・ブランコ/ハリー・ケイン)
   ブランカ・ポルティージョ(ジュディット)
   ホセ・ルイス・ゴメス(エルネスト・マルテル)
   ルベーン・オチャンディアーノ(ライ・X)
   タマル・ノバス(ディエゴ)
   ロラ・ドゥエニャス(読唇術師)
公式サイト

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