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コネクテッド

お気に入り度 ★★★★☆

こんな話

天才ロボット設計者グレイスは何者かに誘拐された。閉じ込められた小屋の中で、壊れた電話機を修理してつながったのが、借金取り立て屋アボンの携帯電話。最初は半信半疑だったアボンだが、必死に助けを求めるグレイスのために奔走する。

思ったこと

見知らぬ赤の他人の死にそうな用事か、身内の死にそうにないけど大事な用事か、どっちを優先させるべきか究極の選択を迫られるストーリー。
最初から最後までドキドキする〜!!
いろいろな局面で携帯電話が重要な役割を果たすのが、現代ならではの展開でおもしろい。

何度も危機一髪の目に合うことになるアボンは、平凡で気の弱そうな男で、のび太ちっくな外見。
たまたま電話がつながっただけのグレイスのために奔走することになるのだけど、だんだんとのっぴきならない状況に巻き込まれていく様に、アドレナリンが噴出する!
頑張ったあげく「間に合わなかった」ということが多いのは笑えるんだけど。
道路逆走のカーチェイスは、すでにここで死人が出ているんじゃないか〜?という激しさ。
車が縦転して銃を手にしたところからアボンがふっきれる!!

携帯電話のバッテリが切れそうになるのも重大な危機だ。
のんびりしたショップ店員の質問に、だんだん目が据わっていくアボン。
ここのやりとりはかなり可笑しい!
他にも、「君を一生守るよ」と愛を語っていたカップルの男がまっさきに逃げていくところとか、細かい部分がよくできてるわ〜。

一番手に汗握るのは、山を転げ落ちていくところ。
ほんと、死ぬかと思った。
崖の上に立って携帯電話で交渉するアボンは、冒頭の姿とは打って変わってかっこいいわ〜。

まあ、なんで誘拐犯たちはグレイスを自由に動ける状態でひとり放置しておくのかとは思いますが。
黒づくめの集団が動き回るのも、いかにも目立って怪しいし〜。
誘拐犯のリーダーは、10年前は『山の郵便配達』で朴訥な息子だったリウ・イエ。
まあ〜こんなに悪く成長しちゃって・・・。

あと、北京語と広東語の使い分けがひとつのポイントになっているんだけど、これは、外国人にはさっぱりわからないよねぇ〜。
グレイスとアボンのやりとりで聞き間違いがやけに多いのは、携帯電話だし焦っているせいかと思ったのだけど、後から考えたらそういう理由もあったのかなぁ。

ラストシーンで思い出した言葉が、『スピード』でサンドラ・ブロックが言っていた「異常な状況で結ばれたカップルは長続きしない」(これ名言だよな〜)。
だってこのふたりが食事をしたとして、何の会話をするのか想像つかないもんね。
子供のこととか?

コネクテッド
保持通話/Connected

(2008年 香港/中国)
監督/ベニー・チャン
出演/ルイス・クー(アボン)
   バービー・スー(グレイス)
   リウ・イエ(アトン)
   ニック・チョン(ファイ警察官)
   チョン・シウファイ(チョン刑事)
   ウォン・チョーラム(携帯電話ショップの店員)
公式サイト

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