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エレジー

お気に入り度 ★★★★☆

こんな話

著名な大学教授デヴィッド・ケペシュは、美しく聡明な学生コンスエラ・カスティーリョを見初め、親密なつきあいが始まる。デヴィッドの親友ジョージは、30歳以上も若い恋人と長続きするわけないと忠告する。デヴィッドは今までの気ままな恋愛とは異なる感情にとまどい、年齢差に引け目を感じるようになる。

思ったこと

ペネロペかわい〜な〜!!
しかし年齢不詳だよね・・・ペネロペのことはデビュー作『ハモンハモン』の頃から見ているが(あまりよく覚えてないんだけど・・・ハムとお色気の話だった、たぶん)、なんか全然年をとってない気がする。
若いうちから大人びた顔立ちで、そのまま変わらないタイプかね〜。
ついこないだ『ボルベール<帰郷>』で肝っ玉母さん役だった印象が強いのに、可憐な学生に戻ってたよ!
全裸のペネロペがハイヒールだけ身につけてベッドにうつぶせているシーン、あまりの曲線の美しさにため息・・・美女ってほんと、世の宝だ〜。
初老の恋人は「君は芸術品だ」とベタ誉め!
キャロラインもいい女なんだが、いかんせんペネロペの後だと色あせて見えてしまう・・・ちょっと可哀想な役回り。

それにしても、それぞれステータスの高いふたりだよね。
TV番組にレギュラー出演し、教養・社会的地位・経済的余裕をあわせもつデヴィッド。
初老とはいえ、スポーツを欠かさないから身体も締まってるよ!
若く、美しく、なめらかで魅惑的なボディ、知性と品位をあわせもつコンスエラ。
コンスエラは、高校を出てから一度弁護士事務所で働き、やっぱり勉強をしたくなって大学に入ったという、若いといっても落ち着いた大人。
最初のキスシーンがすごく丁寧で、サティのピアノ曲が流れ、わぁ〜大人の恋愛〜〜という感じで素敵でございました。

コンスエラに若く魅力的な恋人が現れるのではないかと不安に陥るデヴィッドは、彼女の出かけた先へこっそり様子を探りに行ったりしてしまう。
何気なさをよそおった言い訳があまりにも見え見え・・・知性的な大人でも恋には狂わされちゃうんだね〜!
なんか、やっぱり、好きな気持ちが強いほうが負けなんかな〜。
そのわりに、自分は長年の愛人キャロラインとの関係も続けたかったりして、身勝手です。

ふたりは、本当に、心から愛し合っていたのだと思うけど、自分を変えられないとずっと一緒には生きていけなくなる。
この先の人生を見つめてしっかり歩んでいきたい女と、地に足をつけて生きるのを恐れる男・・・。
“好き”という気持ちだけではいられない、というのが切ないですね。

親友ジョージが、若い美女におぼれるデヴィッドに「話をする相手は妻、セックスはセックス。相手を分けろ」と忠告していて、ちょっと納得しちゃったよ。
ひとりの人間にすべての要素を求めようとするから、不満をもったり煮詰まったりしちゃうのよね。
あと、「美人は、外見に目がくらまされてしまって、中身まで見ることができない」というのも、なるほどな〜。
美人の人も大変ね・・・(余計なお世話!?)。
いくつになってもなんでも打ち明けて話し合える友人っていいよね。
独りきりのスカッシュコートが泣けた・・・。

エレジー
Elegy

(2008年 アメリカ)
監督/イザベル・コイシェ
原作/フィリップ・ロス
出演/ペネロペ・クルス(コンスエラ・カスティーリョ)
   ベン・キングズレー(デヴィッド・ケペシュ)
   デニス・ホッパー(ジョージ・オハーン)
   パトリシア・クラークソン(キャロライン)
   ピーター・サースガード(ケニー・ケペシュ)
   デボラ・ハリー(エイミー・オハーン)
公式サイト

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