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オーストラリア

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

第二次世界大戦が始まろうとしている頃。英国貴族レディ・サラ・アシュレイは、帰ってこない夫を訪ねてオーストラリアへ行くが、夫は何者かに殺されていた。広大な土地ファラウェイ・ダウンズを守るため、ドローヴァーや混血の孤児ナラたちと一緒に、牛1500頭を移動させる旅に出る。

思ったこと

バズ・ラーマン監督は、『ダンシング・ヒーロー』『ロミオ+ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』と、独特のでこぼこした感じ、妙な過剰さがおもしろかったので、今回も期待していたんだけど・・・なんかフツー?
いや、ヘンなおじいちゃんとか出てくるしフツーってことはないか・・・でも今までの映画にあったユニークな空気が感じられない・・・。
ミュージカルだとばかり思い込んでたんだけど違ったし・・・。
出身地オーストラリアの歴史、アボリジニ差別など大きなテーマを題材にしたことで、気負っちゃったんかな、監督。
そのわりにはストーリー運びが散漫で、つじつまの合わない部分も多く、敵(フレッチャー)も小悪党だしで、いまいちスッキリと盛り上がれない。
ナラが語り手の部分と、サラが中心になる部分とが入り混じっているせいもあるかな〜。

そんななか、牛の暴走シーンは掛け値なしにおもしろかった!!
これを見れただけで、とりあえず満足かも。
「暴走だ!」と飛び起きたところから、くい止めようと馬で駆け出す仲間たち、ナラを励ますフリン、崖から落ちていく牛、さらなる暴走、そして・・・最後はちょっとファンタジーだけど、手に汗にぎった〜。
私も馬に乗れるようになりたい〜、牛が暴走したとき私も活躍したい〜、野生の馬を追い込みたい〜、というわけで、やっぱ乗馬習おう!と思った。

サラとドローヴァー、「きゃー何するの!? サイテー!」「あんたが最後の女でもお断りだ」と最悪の第一印象。
少女マンガちっくですな〜。
どうせ後でくっつくんでしょぉ〜・・・ほらやっぱりね・・・って、そんなのはポスターを見たときから分かっていたことか。
「今は雨期だわ」の頃、キスしてばっかりの幸せ描写がなんかうざかった。
でもニコール・キッドマンは相変わらず美しかったです。
ウエスト細〜。
貴婦人の装いから、チャイナ風のイヴニングドレス、乗馬服、砂漠で薄汚れた様子まで、すべてお似合い。
あと、下手に歌うのがうまくておもしろかった!

皆がピンチに陥ったとき、ガラパであるナラのおじいちゃんがいつも、少し離れたところでフラミンゴのように立っている姿はちょっと笑っちゃうんだけど、なんで白人のサラやドローヴァーが土地を守るのを手助けしてるんだろうね?
それから、ドローヴァーは、ナラがウォーク・アバウト(大人になるための旅)に出たと信じていたのに、戦争が始まったら伝道の島へナラを助けに駆けつけていて、いつ捕らわれたと分かったんですかね?

ナラが「Over the Rainbow」をハモニカで吹いて、少年たちの歌がかぶさって、(合間におじいちゃんの呪文も)、船が霧の中から現れるシーンは幻想的で、牛の暴走に次いで気に入ったシーンだ。

最後に気になったこと。
「マンゴ〜♪」ってナラの歌に何回も出てきたけど、どういう意味なんだろう?
アボリジニの言葉だと思うけど・・・。
まさか、フルーツのマンゴーじゃないよね?

オーストラリア
Australia

(2008年 アメリカ/オーストラリア)
監督/バズ・ラーマン
出演/ニコール・キッドマン(レディ・サラ・アシュレイ)
   ヒュー・ジャックマン(ドローヴァー)
   ブランドン・ウォルターズ(ナラ)
   デビッド・ウェナム(ニール・フレッチャー)
   ジャック・トンプソン(キプリング・フリン)
   ブライアン・ブラウン(キング・カーニー)
   デイヴィッド・ガルピリル(キング・ジョージ)
   エッシー・デイヴィス(キャサリン・カーニー)
   ベン・メンデルソーン(ダットン大尉)
   デヴィッド・ングームブージャラ(マガリ)
   ジャセック・コーマン(アイヴァン)
公式サイト

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