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地球が静止する日

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

宇宙から謎の物体がマンハッタンに向かってくるという緊急事態に、宇宙生物学者のヘレンほか学者たちが集められ、アメリカ政府や軍が対策を練っていた。不思議な球体はセントラルパークに降り立ち、人型の宇宙人らしきものが出てくる。クラトゥと名乗る宇宙人は、地球を救うためにやってきたと告げた。

思ったこと

大味なストーリーだな〜。
地球に大変なことが起こっているらしいが、ふぅ〜ん・・・という感じで全然ハラハラせず。
後から知ったんだが、1951年の映画『地球の静止する日』(タイトルがビミョーに違う)のリメイクだそうで、だからこんな古いSFっぽいんかな〜。
CGだけはすごいけど、なんかマジックがないというか、心を動かされない。
巨大ロボのゴートは不気味だが、何故に巨人型? 巨神兵か?
唯一ゾッとくる映像は、虫たちが皮膚に潜り込んでくるシーン。
しかし何故に虫型?
せっかく未知の宇宙人なんだから、生まれ直したクラトゥはいいとして、もっと独創性のある姿形にデザインすれば良かったのに〜。

今回もアメリカが地球を代表して戦ってくれるらしいよ。
宇宙からの使者に武器を向けて取り囲んだり、いきなり発砲したり、病院に連れ込んで体組織を採取したり、薬を打って尋問したり、地球人って野蛮だな〜〜〜!!
話し合いとか説得なんて全然無理だし、下手に接触すると何されるか分からないから、いきなり滅ぼしちゃえばいいのに・・・と、宇宙人目線で思った。
こんな愚かで傲慢な様を描くなんて、アメリカ人も自虐的だね〜。

「We can change!」
オバマ?
なんかかけ声ばかりという感じで、今後も地球人が変わるとは思えない。
ていうか、具体的に何をどう変えたらいいのか、もっとちゃんと教えてほしかったんですけど。
まさか再生紙やエコバッグを使う、とかじゃないよねええ?
70年前から地球に潜入していた中国人のお爺さん、苦労して調査したんだろうに、報告するほうもあっさりなら受けるほうもあっさり。
そして、何も変わらなそうなラストのあっけなさに、びっくりした。
「窮地に陥って初めて人は変われる」・・・って、マジで今の時代にぴったりの言葉だが、それにしてもクラトゥ、気分で決めちゃっていいの?
それとも宇宙に戻ってもう一回話し合ってからまた来るのかな?
今度は説得しようなんて思わずに、一気に決着つけちゃったらいいよ。
そんでヘレンとジェイコブとか一部の人々を方舟に乗せて(アメリカ人以外もお忘れなく!)、どこかに人間社会の環境を模した地球人園を作って、保護したらいいんじゃないでしょうか。

私はずっとキアヌファンだったのに、ここ数年の出演作をチェックしていなかった・・・という反省のもとに観にいったので、キアヌとジェニファー・コネリーの見目麗しい姿だけでまぁまぁ満足。
無表情と一本調子のしゃべり方、キアヌ、宇宙人役がお似合いだね〜。
ジェニファー・コネリーが宇宙生物学者だという設定は、あまり意味がなかったような。
義理の息子ジェイコブ役はウィル・スミスの息子か〜・・・特にかわいくもオーラもなし。

地球が静止する日
The Day the Earth Stood Still

(2008年 アメリカ)
監督/スコット・デリクソン
出演/キアヌ・リーブス(クラトゥ)
   ジェニファー・コネリー(ヘレン・ベンソン)
   ジェイデン・スミス(ジェイコブ)
   ジョン・クリーズ(バーンハート博士)
   ジョン・ハム(グラニエ博士)
   キャシー・ベイツ(国防長官)
公式サイト

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» 映画「地球が静止する日」 [茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~]
原題:The Day the Earth Stood Still 人類に核兵器の放棄を要求するロバート・ワイズ監督の1951年版は観てないが、大戦後の冷戦を憂慮し共通の危機を演出するという高尚なテーマがある~ リメイク物はどうしてもその製作動機などを勘ぐってしまうんだよね、この映画は... [続きを読む]

受信: 2009/01/08 01:28

» 「地球が静止する日」思いっきり≪ネタバレ≫で行きます! [シネマ親父の“日々是妄言”]
[地球が静止する日] ブログ村キーワード  1951年製作の「地球の静止する日」(観てないよ!!)のリメイクである(ベースとしている)本作「地球が静止する日」(20世紀FOX)。ホントに久しぶりのキアヌ・リーブス主演作(彼の場合、なぜか“久しぶり”って気があんまりしないんですけど…)。予告編が大変面白かったので、期待して観に行ってきました。  宇宙微生物学の権威である、生物学者ヘレン(ジェニファー・コネリー)は、亡夫の連れ子である息子、ジェイコブ(ジェイデン・スミス)と2人暮らし。血の繋... [続きを読む]

受信: 2009/01/13 18:55

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