WALL・E/ウォーリー
お気に入り度 ★★★★☆
こんな話
人類が地球を捨てて700年間、たった1体で廃墟のようになった地球のゴミ処理を続けるロボット、ウォーリー。昔の画像テープでミュージカル映画を観て、誰かと手をつなぐことを夢みている。ある日、轟音とともに着陸したロケットの中から出てきたのは、ピカピカに輝くロボット、イヴ。ウォーリーはなんとか彼女に近づこうとするが・・・。
思ったこと
ピクサーの映画って毎回、予告編などから「こんなくらいかな〜」と予想してる以上におもしろいしきっちり感動させてくれる!
はずれなしの職人技ですな〜。
おもちゃみたいな形のロボットにこんなに感情移入してしまうのが、ほんと不思議です。
生まれたてのようにピカピカのイヴは、任務に忠実で有能そうで容赦なく強いところがカッコイイ。
対するウォーリーは今にもスクラップになりそうな古いロボットで、自宅はゴミ屋敷、打たれ強さと一途さしか持っていない、何から何まで下位の存在。
これは格差恋愛のお話ですな。
必死にイヴの気を惹こうとするウォーリーだがイヴは素っ気ない、しかしそのうち・・・イヴってばツンデレ!?
地球を飛び出して宇宙遊泳の感覚は、やっぱり大画面ならでは!
序盤のゴミの山に覆われて荒涼とした地球の光景も圧巻だし。
アニメはDVDでいいや・・・などと言わず、劇場で観るのがおすすめです。
宇宙船アクシオム号に到着するときの音楽がリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラかく語りき」に微妙に似てるな〜(パクリ?)と思っていたら、その後のクライマックスでちゃんと本家が流れた。
このシーン、笑っちゃうけど、同時になかなか感動する。
さらに、イヴがウォーリーのために必死になる場面では涙、涙・・・。
観ている間ずっと、私の頭の中では手塚治虫の『火の鳥 復活編』のことがちらちらしていた。
ロボットの恋愛・・・生命って愛って何?という、あのストーリーと似たテイストが味わえるような気がする。
しかしアクシオム号に乗っていたのはアメリカ人ばかりか?
もしかして他の大陸では普通に生物が生存していたりして〜?
重力が調整されている宇宙船の中でも人間の骨は弱くなるの?
そしてそのまま地球に降りたってやっていけるの?
宇宙船にはイヴと同型のロボットがいくつも格納されていたが、欲を言えば、たくさんの同じロボットの中から本物のイヴをウォーリーが見分ける・・・というエピソードがあったら良かったんじゃないかな〜。
愚直なだけの男じゃないところを見せて欲しかった。
あと、ウォーリーを大型化したみたいなWALL・Aというロボットがいた!(でも感情なさそうだった)
ディズニー映画では『魔法にかけられて』に続いてゴキブリが友達として登場するが、今回のはブリキみたいな質感でけっこうカワイイ・・・これなら私も触れるかも!?
ところで、イヴの白く輝くなめらかな質感は、私が自宅で使っているeMacそっくり。
ウォーリーのソーラーエネルギー充電完了音が、Macの起動音なのも笑っちゃう。
さりげなくMac的なものが散りばめられている・・・ピクサーとアップルはどちらもスティーブ・ジョブズが作った会社だしね。
過去のピクサーの長編映画リストをチェックしたところ、『Mr. インクレディブル』以外、すべて劇場で観てた。
こうなると1本だけ抜けているのが悔やまれる!
またどこかでリバイバル上映してくれないかなぁ〜(あんまり機会なさそうだけど)。
それぞれの感想を思い出してみようかとしたが・・・あれ? どれも「おもしろかった」くらいしか言えないな〜?
宮崎駿の作品を振り返ったときにはそれぞれああだこうだ出てきたのにな〜。
追いかけているアニメはピクサーと宮崎映画だけなんだけど、宮崎映画はより作家性が出てるというかクセが強いところがあるのかもしれない・・・などと考えたりした(でも単に私の好みの問題かも)。
WALL・E/ウォーリー
WALL・E
(2008年 アメリカ)
監督/アンドリュー・スタントン
声/ベン・バート(ウォーリー/モー)
エリサ・ナイト(イヴ)
ジェフ・ガーリン(キャプテン)
ジョン・ラッツェンバーガー(ジョン)
キャシー・ナジミー(メアリー)
シガニー・ウィーヴァー(アクシオム号のコンピュータ)
Macintalk(オート)
出演/フレッド・ウィラード(BnL社のCEO)
公式サイト
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コメント
こんばんは!
おおっ! ツンデレなイーヴのイラストがっ!
かわいかったですよね。
ストーリーには泣けましたし。
ゴキブリだろうけど、ちょっと見かけをよくしてましたよね。そのまんまじゃ、拒否しちゃう人多数のはず。
ピクサー、見てるんですねえ。私も見る気になる…かな?
投稿: ボー | 2008/12/17 00:22
ピクサー作品は毎回、わりとベタなテーマで心温まってちょっと泣ける話ですよ〜。
安心して観ることができる反面、「どうせまた・・・」という感じもしないでもないです。
私はTVアニメとかはまったく観てませんが(子供のときを除く)、いわゆるアートアニメーションとか、作家性の高いアニメ映画はわりと観てます。
絵が動くこと、それ自体の快楽を感じます。
投稿: チヒルカ | 2008/12/17 01:25