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同窓会

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

小さな映画プロデュース会社を経営する南克之は、高校時代の初恋の相手である雪と結婚していたが、若い女優と不倫の末、あっさり離婚が決まった。仕事で故郷の島原に帰ると、かつて雪のことが好きだった同級生の文太らに責められる。そんななか、克之は雪が入院したという連絡を受け、同窓会を企画する。

思ったこと

「勘違いは人生最高の悲劇であり喜劇である」
冒頭にこんな文言が出てくると、あぁ、主人公が勘違いする話なんだなぁ、とあからさまに分かってしまっておもしろさ半減だと思うんだけど。
九州弁のせいか音響のせいかセリフが聞きづらいところが多く(特に大人のぶんちゃん)、その一方で展開の先は読めてしまうという・・・逆なら良かったのにネ!
「雪が入院した。医者から3カ月って言われた」ってところで、あぁーそうゆうことね・・・って。
現実的にはこんな勘違い、ずっとし続けているのは無理だろう。
「中垣は結婚式に来ていた?」というところでも、あぁーもしかして・・・と思ったら、そのとおりだったし。
せっかくところどころおもしろいんだから、観客をも勘違いに巻き込んで感情を揺さぶってくるような構成だったら良かったのになーと思うと、ちょっと惜しい。
私には克之は身勝手な男としか思えなかったな(愚かで、ある意味かわいらしいと言えなくもないか・・・)。
あんなプロポーズ、追い詰められるみたいでヤダ。
大人になって現れた中垣が、いかにもマンガ的に作られた役というか、屈託なさすぎるキャラクターなのにもしらっとしてしまった。

予想以上にたくさん挿入された高校時代の回想シーンは、きらきらとした印象。
若き克之も雪もカワイイ。
文太も大人のときより迫力ある。
昔の不良とかって今見るとおもしろいな。
首からお守り下げている人、いたいた!
学校にマドンナ的な美少女がいて男の子たちの憧れ・・・という設定も、昔っぽい。

永作博美は30代後半にして本当にベビーフェイスだね!
あれ、魔法か何か?
この先いったいどんな風に年を重ねていくんだろう・・・と、興味深く見守っていきたい。
関係ないけど、宮崎あおいちゃんもあんな風になりそうな気がするなぁ。

監督・脚本のサタケミキオと、主演の宅間孝行は同一人物。
劇中で主人公が「映画を撮りたい。コメディでラブストーリーで心が温かくなるような・・・」と言うシーンがあるが、それが実現してフーン良かったねって感じ。

同窓会
(2008年 日本)
監督・脚本/サタケミキオ
出演/宅間孝行(南克之/かっつ)
   永作博美(友永雪/ゆき)
   鈴木砂羽(石川えり/ひめ)
   二階堂智(浪越文太/ぶんちゃん)
   阿南敦子(和田政子/わだまさ)
   飯島ぼぼぼ(利根川一/トネイチ)
   伊藤高史(中垣)
   佐藤めぐみ(大崎めぐみ)
   尾高杏奈(少女時代の雪)
   兼子舜(少年時代の克之)
   渡辺大(少年時代のぶんちゃん)
   窪田正孝(少年時代の中垣)
   笑福亭鶴瓶(克之の父)
   うつみ宮土理(克之の母)
   中村獅童(市役所の戸籍係)
公式サイト

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