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ショーガ

お気に入り度 ★★☆☆☆

こんな話

トルストイの『アンナ・カレーニナ』を現代のカザフスタンを舞台にして翻案。弟夫婦のもめごとを相談され、首都アスタナから故郷のアルマティを訪れた人妻ショーガ。裕福な家の息子アルバイは、アルティナイという恋人がいるにもかかわらず、ショーガをひとめ見て恋に落ちる。

思ったこと

ショーガって生姜のことじゃないよ、女の人の名前だよ。

じっと動きが少ない人物を、カメラがじっととらえるという映像が続くので、眠くなった。
登場人物たちは分かりやすい表情や演技をせず、言葉による説明も少ないので、感情の動きがいまいち伝わってこない。
これはリアリズムってやつ?
ショーガって常に仏頂面だな〜という印象を持ってしまった。
いつアルバイを好きになって、どのように絶望を感じたのか?
同じ日の出来事かとばかり思っていたら、いつの間にか1カ月経ってたなんてこともあり、時間や出来事の経過も判然としない。
元が『アンナ・カレーニナ』だと知ってたから、だいたいこういう風に話が進むんだろ〜とは予測がついたものの・・・。

アルティナイの誕生日、大学で鉢合わせした恋敵のアルバイとトレゲン。
陰気な顔つきで貧相な花束を手にしたトレゲンは、堂々としたアルバイに最初から勝ち目なしって感じ。
余裕の態度で「一緒に来ないか?」と誘うアルバイは、断るトレゲンに「映画の話をしたかった。ハリウッドとかでなく、本当の映画の話を・・・」というようなことを言って、アルティナイと共に去っていく。
これは監督の意思表明? この映画はアンチハリウッドの思想で作られていると言いたいのかな。
でも、でも、こんな退屈しちゃうなら、私は分かりやすく盛り上がれる娯楽作でいいや〜!と、思ってしまったことだよ。

カザフスタンのことはよく知らないので、いろいろ興味深い。
砂漠や草原の国というイメージだったが、都市部は町並みも服装もグローバルスタンダードといった感じで、特に目新しいものはないな・・・。
金持ちのボンボンであるアルバイの部屋は西洋風でしゃれているし。
壁にかかっているのは薄型TVだ。
このTVにね、カタツムリがべったりからみあっている映像が流れるときがあってね・・・これはベッドシーンの暗喩? ちょっと気持ち悪くてのけぞってしまったんだけど〜!

アルティナイ、アルバイ、トレゲンの3人は、日本人にもいそうな外見。
ショーガはやや南方系かな・・・。
他に白人もいたし、多人種の国なんだね。

ショーガ
Chouga

(2007年 カザフスタン)
監督/ダルジャン・オミルバエフ
出演/アイヌール・トゥールガンバエヴァ(ショーガ)
   アイドス・サガトフ(アルバイ)
   アイヌール・サパルガリ(アルティナイ)

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