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奇跡のシンフォニー

お気に入り度 ★★☆☆☆

こんな話

孤児院で暮らすエヴァンは、いつか両親が迎えに来てくれると信じていた。ある日不思議な音楽に導かれるように孤児院を抜け出し、ニューヨークで音楽の才能を開花させる。11年前、ルイスとライラは出会ってすぐに惹かれ合うが、離ればなれになり、子供が生まれたことも知らないままだったのだ・・・。

思ったこと

予定調和のお涙ちょうだいストーリーなんだろうな〜と想像しつつ観たのだが・・・うう〜ん、予想以上にアホらしかった・・・。
孤児、天才的な音楽の才能、利用しようとする悪い大人。
ロマンティックな出会い、すれ違い、無理解な親、不幸な事故。
そして偶然に次ぐ偶然、アメリカってニューヨークって私が思ってたより狭いのか?
最近売れっ子のフレディ・ハイモアくん、弱々しげな表情に涙がひとすじという演技が様になっていますが、どうもこの子、辛気くさくて好きになれないんだよな〜。
話が進んでいくにしたがって何度も失笑してしまう。
私、友人に「鼻で笑うのやめて」と言われることがよくあるんですけど、別にわざとやっているわけじゃないんですよ・・・。

ライラがチェロを弾くクラシック音楽と、ルイスがボーカル兼ギターのバンド音楽が、それぞれ遠く離れたところで演奏されているのに重なり合っていく手法はなかなかおもしろかったが、1回やればもういいよ。
エヴァンは音楽の神童という設定なのだが、いくら神童でもさー、楽器をひと目見ただけで独自に弾きこなし、楽譜を初めて見た日に曲を書きちらすなんて荒唐無稽すぎ。
音楽には修練も大切だと思うので、才能とか感性だけで素晴らしい音楽が生まれるかのような展開には違和感ありまくりです。
ジュリアード音楽院やニューヨーク・フィルがお手軽な存在に見えてくるよ。

ケリー・ラッセルはかわいいんだが、一度「ジャック・ブラックに似ている」という意見を聞いてからは、どうしてもジャック・ブラックを思い出してしまって笑っちゃう。
キリッとした眉にどんぐり眼・・・。
11年後に登場したルイスは、ぴしっとスーツを着て、携帯電話で「金融ビジネス10年の俺が言うんだから・・・」などとしゃべっているから、ああ、バンド辞めてビジネスマンになったんだなぁと一発で分かる説明くささに笑っちゃう。
一夜だけの行きずりの関係なのに、お互い10年間も忘れられないでいたなんて、よっぽど運命の相手だったんだね!

うさんくさい男ウィザードが、身よりのない子供たちを集めて金を稼がせているのは『オリバー・ツイスト』を彷彿。
エヴァンがオリバー・ツイストだとしたら、さしずめアーサーがドジャーか。

奇跡のシンフォニー
August Rush

(2007年 アメリカ)
監督/カーステン・シェリダン
出演/フレディ・ハイモア(エヴァン・テイラー)
   ケリー・ラッセル(ライラ・ノヴァチェク)
   ジョナサン・リース=マイヤーズ(ルイス・コネリー)
   テレンス・ハワード(リチャード・ジェフリーズ)
   ロビン・ウィリアムズ(ウィザード)
   ウィリアム・サドラー(トマス・ノヴァチェク)
   レオン・トマス・3世(アーサー)
   ジャマイア・シモーヌ・ナッシュ(ホープ)
公式サイト

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