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ダージリン急行

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

父の葬式以来、1年ぶりに集まったホイットマン3兄弟。頭の怪我に包帯をぐるぐる巻いた長男フランシスの呼びかけで、もうすぐ妻が子供を生む予定の次男ピーター、家族の出来事を小説に書いている三男ジャックが、インド北西部を走る列車“ダージリン急行”に乗って、絆を取り戻す旅をする。

思ったこと

仲が良いんだか悪いんだか気が合ってるんだか合ってないんだか分からないおかしな3兄弟が、インドの大地を行く旅情いっぱいのロードムービー。
外国で列車に乗っている旅気分、インドの埃っぽく雑然とした空気(行ったことないから知らないけど)が味わえます。
ダージリン急行のコンパートメントの壁を飾るコバルトブルーのタイルがきれい!!
青緑色が目に鮮やかな、客室乗務員たちのインド民族衣装コスチュームも素敵!
サービスされるミントティーがおいしそう!
これといってすごくおもしろいことが起こるわけじゃないんだけど、三者三様にヘンで、なんか妙な味わいが残るね。

『戦場のピアニスト』以来という超久々に見たエイドリアン・ブロディ(ピーター)は、ひょろりと細長い手足、困ったような八の字眉にひょうひょうとした可笑しみをたたえていて、なんだか動くだけでくすくす笑いを誘う。
ピンクのトランクスも似合ってるし。
ジャックがピーターのことを陰で「モミー」と呼んでいたのがツボった!
由来はピーターがしょっちゅうこめかみをモミモミしてるから。
私もいつもこめかみや頬骨の辺りをモミモミしているので親近感・・・。

旅をしきっている長男フランシスは、とにかく独善的で威圧的で押しつけがましい。
他人事だからおもしろいけど、実際には関わりたくないな・・・。

三男ジャックはもさっとしたルックスのくせに、腐れ縁らしい恋人はナタリー・ポートマンだし、速攻で客室乗務員リタにちょっかい出してるし、けっこうたらし?
インド人のリタは、目が大きすぎて顔の輪郭からはみ出すんじゃないかと思うくらいで、エキゾティックなかわいさだ。

成り行きで参加することになった村の葬式では、皆が白い衣装を着ており、インドの田舎の風景を背景に、3人が歩いていく様子がぐるりと長回しで映される。
このような長回しやスローモーションが折々に使われてるんだけど、なんだか印象的で、自分もその場に存在して周りを眺めているような気分だった。

本編に先だって上映されたプロローグ『ホテル・シュヴァリエ』では、ジャックと恋人とがパリのホテルで一夜を過ごす。
ナタリー・ポートマンは頭の形とか、ヌードとか、すごくきれい。
しかし口にくわえていたものは何だろ? ミント楊枝か何か?

ダージリン急行
The Darjeeling Limited

(2007年 アメリカ)
監督/ウェス・アンダーソン
出演/オーウェン・ウィルソン(フランシス)
   エイドリアン・ブロディ(ピーター)
   ジェイソン・シュワルツマン(ジャック)
   アンジェリカ・ヒューストン(母パトリシア)
   アマラ・カラン(リタ)
   ナタリー・ポートマン(ジャックの恋人)
   カミーラ・ラザフォード(アリス)
   ビル・マーレイ(ビジネスマン)
公式サイト

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