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俺たちフィギュアスケーター

お気に入り度 ★★★★☆

こんな話

完璧で繊細な技術をもつジミー・マッケルロイと、型にはまらないセクシーな演技で人気のチャズ・マイケル・マイケルズは、ともにフィギュアスケート大会男子シングル部門で金メダルを受賞。しかし表彰式で乱闘をしてしまい、スケート界から永久追放されてしまう。シングル部門以外なら復帰できることを知ったふたりは、前代未聞の男同士のペアを組むことに。

思ったこと

オープニングで麗しの歌姫サラ・ブライトマンの「タイム・トゥ・セイ・グッドバイ」が流れたのには意表を突かれた。
孤児らしき子供たちが野外でアイススケートをするのどかな光景、軽やかに滑る少年を眺めるシスターの微笑み。
なんだかすごくハートウォーミングな話が始まりそうな雰囲気・・・。

ここで大富豪に才能を買われて養子になり英才教育を受けたのが、ジミー・マッケルロイ。
アイススケート界のプリンスとして絶賛されているんだけど、“孔雀のギャロップ”とかって、いかにもキワモノだぁ〜。
そしてライバルのチャズ・マイケル・マイケルズは、大声援を受けてすごい自身満々に登場するが、そのぼよんとしたボディで大人気スケーターってありえるかな・・・。
ふたりのキャラクターを、TVの選手インタビューの作りで見せているのもよくできてる。

全編くだらないギャグ満載で、それもいちいち凝っていて笑える。
悪趣味な衣装だけでも可笑しい。
そして、笑いながら観ているうちに主人公のふたりを心から応援しちゃうし、男同士のフィギュアペアって実際にあってもおかしくないかも・・・と思えてくるのだ。
宿命のライバル同士がケンカをしつつも、いつしか友情を育んですごい技を生み出す・・・って、少年マンガの王道みたいなストーリーだね。

ジミー・マッケルロイ役のジョン・ヘダーは、しかめた眉とぽかんと開いた口が、まぬけでおもろい。
「Impure! Impure!(不潔だ!不潔だよ!)」というセリフが忘れられない(笑)。

チャズ・マイケル・マイケルズ役のウィル・フェレルはくどくてヘンな顔だけど、すごく大真面目にワイルドでセクシーな女たらしという設定を演じているのがおもろい。
身体のあちこちに刻まれたタトゥーは過去の女たちにちなんでいて・・・ミシェル・クワンやオクサナ・バイウルら実在選手の名前を挙げて思い出が語られる。
良かった〜真央ちゃんとかがチャズに汚されなくて・・・!

ライバルペアの双子も、マンガみたいでおもしろ〜い!
ふたりとも絶妙に意地悪そうな顔で。
自宅でくつろぐ兄シュトランツ、シロクマの敷物に寝そべっている姿に吹き出す。
この人、チャズを追っかけるシーンではビジネススーツ姿で滑るんだけど、すんごい手足が長いよね!

それにしても、スケーティング場面はいったいどうやって撮ったんだろうと不思議。
もちろん大技はスタントが吹き替えてるんだろうけど、ちゃんと本人たちも滑っているよねぇ。
全然違和感がなかったので、すごいなーと思いました。

俺たちフィギュアスケーター
Blades of Glory

(2007年 アメリカ)
監督/ウィル・スペック、ジョシュ・ゴードン
出演/ウィル・フェレル(チャズ・マイケル・マイケルズ)
   ジョン・ヘダー(ジミー・マッケルロイ)
   ウィル・アーネット(シュトランツ・ヴァン・ウォルデンバーグ)
   エイミー・ポーラー(フェアチャイルド・ヴァン・ウォルデンバーグ)
   ジェナ・フィッシャー(ケイティ・ヴァン・ウォルデンバーグ)
   クレイグ・T・ネルソン(コーチ)
   ロマニー・マルコ(ジェシー)
   ウィリアム・フィクトナー(ダレン・マッケルロイ)
   ニック・スワードソン(ヘクター)
公式サイト

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コメント

汚されるって……(ドン引き

投稿: d | 2014/11/02 21:30

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