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僕のピアノコンチェルト

お気に入り度 ★★★★☆

こんな話

ヴィトスは高い知能指数と素晴らしいピアノの才能をもつ神童。喜んだ両親は良い環境を与えようとするが、好きになったピアノの先生やベビーシッターのイザベルと別れさせられ、飛び級した学校では生意気な態度で嫌われる。そんなヴィトスが心安らげるのは、家具職人のお祖父ちゃんのもとで過ごす週末だけだった。

思ったこと

天才少年ヴィトスのユニークな生き様。
たった12歳で、随分いろいろ経験しちゃってるね!
その天才ぶりはちょっとマンガちっくだけど、ハートウォーミングでいい気持ちになれる映画でした。
主人公のヴィトス役の子は、なんと本物の神童で、既にピアニストとしてコンサート活動をしているそうな。
超絶演奏を披露するだけでなく、ちゃんと演技もしてたよ!
忙しいだろうに映画にまで出ちゃって、それこそ“普通”からかけ離れた生活なんだろうな・・・。

自分の子供が神童だったら嬉しいもんかなーやっぱ?
天才ゆえに苦悩する・・・という映画をいろいろ観てきているためか(『シャイン』とか)、幸せになれなさそうな気がしちゃうんだよねー。
他の人を見下すような子になってもイヤだし・・・。
心が開放され、持っている才能をのびのびと使うことができたなら、確かに気持ちよさそうなんだが。

お祖父ちゃんの作業小屋で過ごすときだけ、ヴィトス少年はいきいきとした子供らしい笑顔でいられる。
パイロットになりたかったお祖父ちゃんと一緒に、ブーメランや飛行機を作って遊んだり、風船に手紙を結びつけて空へ飛ばしたりする。
ふたりがスパゲティを食べている何気ないシーンで、ずっと前に亡くなってしまった自分のお祖父ちゃんのことを急に思い出して泣けてしまった。
別にどこも似てなかったんだけど・・・。
冒頭のエピソードから、そのうちこのお祖父ちゃん死んじゃうじゃないかな・・・と気になってハラハラしっぱなしだったのだが、大げさなお涙ちょうだい演出をしていなかったのは好感度大。

ちょっと文句を言いたいこと。
ホームパーティで流麗にピアノを弾いてみせたヴィトス、さっきまで手づかみでご飯食べてたよね〜!?
ピアノを弾く前には手を洗いなさい!
ウサギを飼っているらしいお祖父ちゃん。
エサをやるシーンがあったが、どうしてかわいいウサギをちゃんと映して見せてくれないのよぉ〜!?
サービス精神が足りないってんだ。

僕のピアノコンチェルト
Vitus

(2006年 スイス)
監督/フレディ・M・ムーラー
出演/テオ・ゲオルギュー(12歳のヴィトス)
   ファブリツィオ・ボルサニ(6歳のヴィトス)
   ブルーノ・ガンツ(祖父)
   ジュリカ・ジェンキンス(母ヘレン)
   ウルス・ユッカー(父レオ)
   タマラ・スカルペリーニ(イザベル)
   クリスティーナ・リコーヴァ(6年前のイザベル)
公式サイト

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