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お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

“2分先まで未来が見える”という超能力を持つクリスは、ラスベガスのB級マジシャンとしてひっそり暮らしていた。何故か知り合う前から姿が見えていた女性リズに出会うため、ダイナーで待つ毎日。そんなクリスの能力に気付いたFBI捜査官のカリーは、ロシアから持ち込まれた核爆弾によるテロを防ぐため、クリスの協力を得ようとする。

思ったこと

“2分先まで未来が見える”クリスは、その力を活用して、カジノで軽く稼いだり、するりするりと追っ手から逃げたり、効果的なリズへの近づき方を選んだりする。
相手がどう攻撃してくるのか分かっているから、パンチだって銃弾だってひょいひょい避けちゃう。
しかしもし私だったら、事前に動きが分かっていたとしても、覚えきれないというか、位置間違えちゃったり、思ったように身体が動かなかったりして失敗しそう・・・。
ダンスの振りを知っていても、その通りに踊れないのと同じように。
ニコラス・ケイジのぬぼーっとした存在感と、敏捷な動きとのギャップはなかなか爽快だ。
『マトリックス』の真似!?と思える不自然な動きが笑える。
髪型もヘンでおもしろいー。
事件がいつどこで起こるか事前に分かるというのはとっても便利なので、FBIとしては監禁してずっと未来のニュースをチェックさせておきたくなるよなぁ。
すごい悪用もできそうだけど・・・。
FBIから逃れるために、山の斜面に車やいろいろ落とすシーンはスペクタクル!
しかし何故そこまでやる必要が・・・?

ちょっと先の未来が見えるというのは、どういう感じかな?ということを考えてた。
何をすればいいか分かっていてそれをなぞるだけ・・・というのはつまらない生き方だと思うので、私だったらなるべく見ないようにしたいと思うけど、でもでもやっぱり心配でいちいちシミュレーションしちゃうかもしんない。
見え方は、現実と同時進行なのか、ちょっと止まって集中しなきゃいけないのか。
前者だとしたら、現実・予知・妄想のどれがどれなのか混乱しそう・・・。
実際に起こったのは何なのか自分の中で整合性を保っていられるかしら。
後者だとしたら、いつも行動がワンテンポ遅れる人になるよね・・・。
シミュレーションばかりして時間が過ぎ、目先の利益ばかりを追った場当たり的な人生になっちゃうんじゃないか・・・などと考えたら、やっぱり未来は見えなくていいです。

終盤「えっ!?」「えっ!?」となって、うわーって興奮しかけたけど、そのままエンドロールに突入して「ええー・・・」プシューとしぼむ。
てっきりこれからまたひと波乱あると思ったのになー。
テロリストの目的はいったい?
わざわざ手間をかけてクリスを狙う必要もなかったんじゃ・・・。
それにクリスがリズに惹かれた秘密とか・・・なんですか、シンプルに運命の相手ってことですか。
しかし終わってから考えてみると、“2分先”という設定って何だったんだ?という感じがしますね。

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(2007年 アメリカ)
監督/リー・タマホリ
原作/フィリップ・K・ディック
出演/ニコラス・ケイジ(クリス・ジョンソン)
   ジュリアン・ムーア(カリー・フェリス)
   ジェシカ・ビール(リズ)
   トーマス・クレッチマン(スミス)
   トリー・キトルズ(キャバノー)
   ピーター・フォーク(アーヴ)
公式サイト

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