« パンズ・ラビリンス | トップページ | ベティ・ペイジ »

ライラの冒険 黄金の羅針盤

お気に入り度 ★★☆☆☆

こんな話

人間誰もに魂の分身である動物“ダイモン”がついている世界。このところ子供が行方不明になる事件が相次いでいる。孤児のライラは美しいコールター夫人に北極探検へ連れていってもらえることに。学寮長から秘かに渡された黄金の真理計は、この世の真実を告げ、ライラにしか使えないという。コールター夫人の狙いがこの真理計にあることが分かり、ゴブラーという謎の組織にさらわれた親友ロジャーを助けるため、ライラの冒険が始まる。

思ったこと

ここまでつまらないとは予想しておりませんでした・・・。
ライラは特別な子供で、貴重なアイテムを授けられて、仲間を集めて、秘密を探し出して、敵と戦いながら旅をする・・・というRPGみたいな話。
多分長い原作をまとめているからだろうけど、説明調にさくさくとストーリーが進み、登場人物たちの会話も簡略化されているため、余計にゲームっぽく感じるのだと思う。
この世界の約束事についてつらつらと説明されても、全然有機的につながってこない。
教権(マジステリアム)ってどういう存在・・・ゴブラーってなんだよ・・・ジプシャンって・・・?
でもゲームやるときに、その世界の歴史とかを把握してなくても進められるように、途中からなんかどうでもよくなってしまった。

まずライラがかわいくない。
顔がというわけではなく、口調、態度、性格全般的に・・・。
まったく感情移入できないです。

ダイモンってスタンド(by JoJo)みたいなものかと思ってたが、特に役に立つわけでもなさそう。
魂というわりには一心同体な感じしないし。
ライラのダイモンであるパンタライモンは「ライラやめなよ〜」とかばっかり言ってるし。

ポスターなどでも見かける鎧をつけた白クマのビジュアルはいいね。
てっきりあれがライラのダイモンなのかと想像していました(少女のダイモンが誰よりも強力!みたいな・・・)。
ライラの旅の友となるイオレク・バーニソンは、本来は鎧グマ族の王子なのだが、ラグナルとの戦いに敗れ、人間に鎧を隠されて労働させられ酒におぼれている・・・という身の上話を、初対面のライラにべらべらしゃべり、鎧の場所を教えてくれたライラに忠誠を誓う。
・・・って、なんだそりゃー、簡単だな。
ライラがラグナルをだますために「私はイオレク・バーニソンのダイモンです。でもあなたのダイモンになりたい」と口八丁でふたりの対決に持ち込むのだが、現れたイオレク・バーニソンは「ライラ・シルバータン(雄弁)だな」とか言ってすぐに状況を把握する。
・・・って、理解早過ぎー。
そしてそんなに大事な鎧なのに、「移動するときはこのほうが速いから」と言って、鎧なしでライラを乗せ雪原を走る。
・・・って、途中で敵と出会うかもしれないんじゃないのー!?
気球乗りのリー・スコーズビーや魔女たちの行動の根拠もよく分からない。
敵と見なした相手を簡単に殺しまくっちゃうのにもちょっと引く。

そうはいってもちょっとは見どころもあります。
ニコール・キッドマンは相変わらず美しいですなー。
クマのケンカはおもしろかった。
私がこの中の登場人物になれるとしたら魔女がいいなー。空を飛べるし強いから。

ライラの冒険 黄金の羅針盤
The Golden Compass

(2007年 アメリカ)
監督・脚本/クリス・ワイツ
原作/フィリップ・プルマン
出演/ダコタ・ブルー・リチャーズ(ライラ・ベラクア)
   ダニエル・クレイグ(アスリエル卿)
   ニコール・キッドマン(コールター夫人)
   エヴァ・グリーン(セラフィナ・ペカーラ)
   サム・エリオット(リー・スコーズビー)
   ジム・カーター(ジョン・ファー)
   トム・コートネイ(ファーダー・コーラム)
   ベン・ウォーカー(ロジャー・パースロウ)
声/イアン・マッケラン(イオレク・バーニソン)
  イアン・マクシェーン(ラグナル・ストゥルルソン)
  フレディ・ハイモア(パンタライモン)
  クリスティン・スコット・トーマス(ステルマリア)
公式サイト

|

« パンズ・ラビリンス | トップページ | ベティ・ペイジ »

アメリカ映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/23401/20900045

この記事へのトラックバック一覧です: ライラの冒険 黄金の羅針盤:

« パンズ・ラビリンス | トップページ | ベティ・ペイジ »