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プロヴァンスの贈りもの

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

ロンドンで敏腕トレーダーとして多忙な毎日を送るマックスのもとに、プロヴァンスでブドウ園とワイナリーを営んでいたヘンリーおじの訃報が届く。さっさと土地とシャトーを売却しようとしていたマックスだが、遺産相続のためプロヴァンスに滞在するうち、地元を愛するファニー・シュナルと出会い、ヘンリーおじと過ごした少年時代の日々を思い出していく。

思ったこと

プロヴァンスは日本でとても人気があるけれど、あちらの人たちにとっても憧れの地なんだな〜と思わせる、田舎暮らしバンザイ!といった趣の映画。
舞台は南仏プロヴァンスで主人公はイギリス人という設定だが、雰囲気はすっかりアメリカ映画って感じ。
がちゃがちゃとめまぐるしく変わる視点がうるさい。
マックスはばたばたと動きががさつで、感情的な言動が目立ち、あんまり仕事ができそうな人には見えないなぁ・・・。
平気で服を汚し、そのまま人と話したりしてるし・・・。
登場人物たちが罵倒語を発しがちなのも、なんか品がなくてヤだ。
金の亡者の都会人が美しい田舎にやってきて、地元の人々と豊かな生活に触れていくうちにだんだん・・・って、目新しくも何ともないストーリーだしな。

とはいえ、風景がとにかくきれいなのはいいね。
プロヴァンス行ってみた〜い!という気持ちが大いにかきたてられた(これってもしかして観光映画?)。
マックスとファニーがデートする水辺のレストラン、すごい素敵、ここで食事したい。
シックな映像が屋外スクリーンに映されて、楽団の生演奏が流れる。
そして雨が降ったら、自分たちのテーブルだけ傘を差して・・・。
こんなところにある土地と館を相続できるなんて夢だよね、うらやましいよね。

あと、女性陣がいずれも魅力的なのは楽しい。
ファニーを演じるマリオン・コティヤールは、ひとすじなわではいかない味の濃い美女という感じ。
隠し子クリスティ役のアビー・コーニッシュは透明感のあるかわいらしさ。
健康的なバックパッカー姿、ドレスアップして酔っぱらった夜、ビキニで甲羅干しするプールサイド、日焼けで赤く痛むなめらかな背中からお尻・・・いろいろ堪能させてくれます。
公証人オーゼ役のヴァレリア・ブルーニ=テデスキは、今まで特にどうとも思っていなかった女優さんだが、マックスと対比したためか、優雅さが際立ってた。
それから、デュフロの奥さん、リュディヴィーヌね。
10年も音沙汰なく今も遺産を売り払おうとしている薄情なマックスに対して、子供のときとまったく変わらないようにかわいがり世話を焼く。
かなり強引で濃厚な愛情だけど、温か〜いんだ。

プロヴァンスの贈りもの
A Good Year

(2006年 アメリカ)
監督/リドリー・スコット
原作/ピーター・メイル
出演/ラッセル・クロウ(マックス・スキナー)
   マリオン・コティヤール(ファニー・シュナル)
   アルバート・フィニー(ヘンリー)
   フレディ・ハイモア(少年時代のマックス)
   アビー・コーニッシュ(クリスティ・ロバーツ)
   トム・ホランダー(チャーリー・ウィリス)
   ディディエ・ブルドン(フランシス・デュフロ)
   イザベル・カンディエ(リュディヴィーヌ・デュフロ)
   ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ(ナタリー・オーゼ)
公式サイト

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