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あかね空

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

京の豆腐屋で修業し、江戸で店を出そうと深川蛤町の長屋にやってきた永吉。近くに住む桶屋の娘おふみは永吉に魅かれ、なにくれとなく世話をやく。京風の豆腐はなかなか受け入れられなかったが、結婚した二人は精いっぱい営む。幼くして行方不明になった息子の面影を永吉に重ね合わせた老舗豆腐屋、清兵衛とおしの夫婦の隠れた後押しにより、永吉の豆腐屋はだんだんとうまくいくようになった。

思ったこと

お豆腐食べたい〜!
できたてで湯気が立ちほゃんほゃんのお豆腐!
何をかくそう、私の祖父母の家は豆腐屋なのだ。
だから親近感もひとしお。
京の柔らかい豆腐も食べたいが、江戸のしっかりした豆腐も食べたい。
映画の前半では豆腐がたくさん出てきて楽しかったが、後半ではあまり出てこなくなったのが不満・・・。

出会って間もない永吉がおふみに「これが豆のお乳や」と飲ませるシーン。
おふみが目をキラキラさせて「おいしいっ!」と言う。
このシーン、私はちょっと引っかかった。
というのは、こういう絶対「おいしい」と言わなきゃいけない場面で「おいしい」と言うことに、芝居めいたものを感じて抵抗があるから・・・。
その「おいしい」って本心?それとも相手への迎合?とか、余計なことを考えちゃう。
そういうことを素直にできないから、私はカワイイ女になれないのね、きっと。

きゃぴきゃぴ明るい娘おふみを演じる中谷美紀はかわいいが、ちょっと違和感があるな〜と思っていたら、後半は3人の子供を持ちきびきびと強いおかみさんに。
こっちのほうがずっといいねー!
クライマックスでの凛々しさにはほれぼれしました。
長男の栄太郎は絵に描いたような馬鹿息子でイライラさせられる。
次男の悟郎、職人姿がカワイイ♡
末娘のおきみ、セリフが棒読みで、泣くシーンでは「えーんえーん」って感じで微笑ましい。

江戸人情物ストーリーで、波乱に富んではいるけれど、安心して観ていられます。
脇を固める俳優陣も手堅いし。
でも、それ以上のものはなく、特に感動はしなかった。

それにしても、永吉と傳蔵の二役を内野聖陽が演じているって、私、エンドクレジットを見るまで気付かなかったよー。
ビックリした!!
そういえば二人が同時に出てくるシーンはなかったね。
気付いてなかったのって私だけ?
二人は似ているってことか・・・分かってなかった・・・。
傳蔵がどんな日々を過ごして大親分にまでなったのか気になるところ。

あかね空
(2006年 日本)
監督/浜本正機
原作/山本一力
出演/内野聖陽(永吉/傳蔵)
   中谷美紀(おふみ)
   中村梅雀(平田屋)
   勝村政信(嘉次郎)
   泉谷しげる(源治)
   角替和枝(おみつ)
   石橋蓮司(清兵衛)
   岩下志麻(おしの)
   武田航平(栄太郎)
   細田よしひこ(悟郎)
   柳生みゆ(おきみ)
公式サイト

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