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カンバセーションズ

お気に入り度 ★★☆☆☆

こんな話

ウェディングパーティの会場で、浮かない顔で煙草を吸い始めた一人の女。彼女を目で追い、シャンパングラスを差し出して話しかける男。初対面のように会話を始めた二人だが、実はかつて結婚していたこともあった。10年ぶりに再会した元カップルはどのような一夜を過ごすのか・・・。

思ったこと

画面の真ん中でふたつに区切られ、左右それぞれに映像が流れるデュアル・フレームという手法。
同じシーンでも男と女それぞれの角度から表情を映し出したり、想像上のイメージがひらめいたり、過去の記憶がフラッシュバックしたり。
最初はもの珍しく見ていたけど、目線を忙しくちらちらと動かさなくてはならなくて、ちょっと落ち着かない感じだったかな・・・。
ただ、同じ場面でも、視線の置き方で違う印象に見えるというのがちょっぴり新鮮。
普段は考えないけど、自分が見ている映像は自分にしか見えていないのだから、相手がどう見ているのかって正確には知りようがないのだよね〜。

10年ぶりに再会したワケありの二人。
調子いいこと言ってにやけた感じの男と、きつい言葉を投げかける斜に構えた女。
30代後半の男女の、デリケートでスリリングな会話だけで話が進んでいくのだが、あまり入り込んでいけず、眠くなっちゃったなり(オトナ的な恋のかけひきって、私には一生分かんない気がする・・・)。
完全に嫌い合っているわけじゃない二人だけど、過去は過去で、でも現在はどう未来につながっていくのか分からなくて、人生ってちょっとした加減で分岐していくのかな〜という感じが伝わってきました。

現在の男と女と、かつての男と女の姿がはっきり別人で、少なからず違和感だったなー。
かといって、ヘレナ・ボナム=カーターとアーロン・エッカートが無理矢理若いときを演じていたとしても、違和感ありまくりで文句を言っていたに違いない。
二人ともそれなりに美男美女だけど、ちょっとくずれた感じがリアル。
脱いだときの体型がぷよぷよ。
女が男に「太ったわね」と言い、男はちょっと傷ついて脱ぎかけた服をまた着てしまうところなんて、いかにもありそうな感じで可笑しかった。

カンバセーションズ
Conversations with Other Women

(2005年 アメリカ)
監督/ハンス・カノーザ
出演/ヘレナ・ボナム=カーター(女)
   アーロン・エッカート(男)
   ノラ・ザヘットナー(若いときの女)
   エリック・アイデム(若いときの男)
公式サイト

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アメリカ映画」カテゴリの記事

コメント

こんばんはー。
たしかに退屈しそうなところもあるかなと思います。
デュアルフレームで、男と女の駆け引き表現を実験してみたような映画?
TBしてますが、例によって、名前に記事URLをつけてます。

投稿: ボー | 2008/04/06 22:49

ボーさん、こんにちは!
お返事が大変遅くなりまして、ごめんなさいっ。

男女の機微は不得意科目なもので、ちょっと私にはあんまり楽しめませんでした・・・。
へレナはかわいいけど、このキャラはちょっと苦手かも。

投稿: チヒルカ | 2008/04/26 15:36

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全編デュアルフレーム(ひとつの画面が2つに分かれていて、別々のものを映す)で作られているのは斬新。 最初は、見るのに、めんどくさいな... [続きを読む]

受信: 2008/04/06 22:20

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