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傷だらけの男たち

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

3年前に恋人が自殺したショックから立ち直れず、ポンは刑事を辞職して私立探偵になり、酒に溺れる毎日。かつてのポンの上司で今は親友としてつきあっているヘイは、億万長者の娘スクツァンと結婚し幸せな生活を送っていた。ある日スクツァンの父チャウと執事マンが強盗に殺されてしまう。警察の見解に納得できないスクツァンは、ポンに事件の捜査を依頼する。

思ったこと

トニー・レオンと金城武は『恋する惑星』の頃から何本もの映画で観てきているが、昔は特にどうとも思ってなかったのよね。
しかし、『インファナル・アフェア』でトニー、『LOVERS』で金城くんの魅力にいきなり目覚めてしまったの・・・!!
どちらも若いときよりずっとステキになったと思う〜!!
その二人が共演、しかも監督は『インファナル・アフェア』の人と聞いたら、期待しないでおられましょうか。
・・・と盛り上がっていたものの、映画全体としてはそれほどでもなかったかな・・・。
映像と音楽はかっこよかったし、影のある香港の風景も味わいがあるが、なんか物足りない。
最初から犯人は分かっているので謎解きの引っ張り感がないし、動機もそんなところだと思ってたよって感じの予想範囲内。
でもまあ、トニーと金城くんをたっぷり見られたので満足ですじゃ。

ポンのような状況で恋人を失ったら、さぞやつらいだろうな〜と思う。
「彼女とは合わないことが分かった」と関係に悩んでいたときだから余計に。
自殺した彼女、ヒドイ。
ポンは酒びたりで、社会から外れて、フォンに対する態度なんかも最初のうちはダメな感じなんだけど、助けたいという気持ちをくすぐられる。
ま、金城くんだからな・・・。

エリート刑事のヘイ役、メガネをかけたトニー・レオンはクールだなー。
スクツァンに対する気持ちに気付くシーンは切ない。
違う人生も選べたかもしれないのに・・・。

傷を抱えた二人の男が選んだ対照的な道。
復讐は生き抜く原動力となりうるだろうけど、思いを遂げた後に残るのは虚しさのみ。
それが分かった上でやらないではいられなかったのかもしれないが。

展開や人物が入り組んでてちょっと分かりづらかったのも、観後感がスッキリしない要因だ。
ニット帽の男って何だったのかな?
ヘイがスクツァンに薬を飲ませていた理由がイマイチ?
復讐すべき相手はチャウとマン以外にもいたんじゃ?
それに中国系の名前って、チャウとかチャンとかチョイとか、まぎらわしいっ。
話が佳境に入ったときに混乱したじゃんか。

ところでこの映画もディカプリオ主演でリメイクが決まっているんだってね。
いいかげんにしろよな〜って感じ、ハリウッド・・・。

傷だらけの男たち
傷城/Confession of Pain

(2006年 香港)
監督/アンドリュー・ラウ、アラン・マック
出演/トニー・レオン(ラウ・チンヘイ)
   金城武(ポン)
   シュー・ジンレイ(スクツァン)
   スー・チー(フォン)
   チャップマン・トウ(チョイ)
公式サイト

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