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あるいは裏切りという名の犬

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

かつて親友だった、パリ警視庁の二人の男。部下から慕われ次期長官にも打診されているレオ・ヴリンクス警視の所属するBRI(探索出動班)、権力志向のドニ・クラン警視が所属するBRB(強盗鎮圧班)、ふたつのグループは反目しあっている。パリで多発している現金輸送車強奪事件の解決に奔走するとき、それぞれの思惑が交錯する。

思ったこと

う〜ん、しぶい、激しぶ! 男の世界。
全編いぶし銀に彩られているって感じ。
ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューという、一癖も二癖もあるベテランおやっさん俳優が、巧みな演技合戦で魅せてくれます。

冒頭から暗めの雰囲気のなか、悪そうな男たちがパリ警視庁の看板を盗んだり、知り合いのバーを襲った悪漢たちをリンチしたり。
ええ〜っ! あんたらが警察!?
その後に続くストーリーも権力争いあり、密告あり、裏切りあり、殺しあり・・・。
これが事実に基づいたストーリーだというからビックリ。
一応正義派のヴリンクス警視も、情報源として裏社会と取り引きしてるし。
警察のことってよく知らないけど、こんなに黒い世界なのかー!?
あそこまではっきりと悪を行った人間が、周りにはそれに気付いている者もいるにもかかわらず、出世していくのが納得いかん・・・。

ヴリンクスの娘はかわいかったなー。
あんな娘が、何があっても自分を信じて待っていてくれるのなら、生きてく甲斐があるというもの。
ヴリンクスはたくさん失ったけど、すべてではなかった。

原題は“オルフェーヴル河岸36番地”という意味で、パリ警視庁のある場所だそう。
日本で言う“桜田門”のような感じらしい。
この邦題、一見したところ意味ちょっと不明だけど、逆にそのつかみどころのなさが心に引っかかるというか、雰囲気あっていいね!

ところでこの映画、ロバート・デ・ニーロとジョージ・クルーニー主演で、ハリウッドリメイクが決まっているそうだ。
ハリウッドってリメイクばっかしてんのな・・・。

あるいは裏切りという名の犬
36 Quai des Orfevres/Department 36

(2004年 フランス)
監督・脚本/オリヴィエ・マルシャル
出演/ダニエル・オートゥイユ(レオ・ヴリンクス)
   ジェラール・ドパルデュー(ドニ・クラン)
   ヴァレリア・ゴリノ(カミーユ・ヴリンクス)
   アンドレ・デュソリエ(ロベール・マンシーニ)
   ロシュディ・ゼム(ユゴー・シリアン)
   ダニエル・デュヴァル(エディ・ヴァランス)
   ミレーヌ・ドモンジョ(マヌー・ベルリネール)
公式サイト

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コメント

こんにちは!TB失礼します。

私、途中、「インファナル・アフェア」系とダブって見えてしまいました。面白かったですけど、なんかオイシイ所を部下が持ってちゃった感も否めませんでしたね。いやそれでもいいんですけど^^;

またお邪魔します☆

投稿: ももも | 2007/07/24 10:46

もももさん、こんにちは〜。

確かに『インファナル・アフェア』と似たテイストですね。
私、あちらのシリーズは大好きだけど、この映画はそれほど盛り上がれなかったな〜。

投稿: チヒルカ | 2007/07/24 20:20

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