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時をかける少女

お気に入り度 ★★★★☆

こんな話

紺野真琴は、同級生の千昭や功介と野球のまねごとを楽しむ、普通の明るい高校生。ひょんなことから過去へ戻るという不思議な体験をし、叔母の和子に「それは“タイムリープ”という能力」と教えられる。調子にのって、日常のささいなことに能力を使いまくる真琴。そのうち仲良し3人組の関係に変化が現れて・・・。

思ったこと

バカ! バカ、バカ! 真琴のバカ!!
なんでそんなことにタイムリープ使ってんの!
私は最初っから千昭のことが好きだったよっ。
でも、このバカさ加減は、なんだかすっごくよく分かる気がする。
今だけを生きている17歳は、そのときどきの感情のほとばしりで、後先考えずに行動しちゃったりするのよね。
ああ〜切ない・・・。

当初、ポスターで見かけた絵が好きじゃなかったのと、スカートが短すぎると思ったのと、予告編でのテンションの高さに引いてしまったのとで、あまり興味を持ってなかったのです。
でも妙に評判が高いので、遅ればせながら観てみた。
おもしろかった!!
絵や、デフォルメした表現、たまに写実的な映像を混ぜてくる美術は、やっぱりあまり好きになれなかったんだけど、それを超越して、勢いあるストーリーと演出に引き込まれた。
まったく予備知識なしで、てっきり昔の原田知世の映画(観てない)のリメイクなのかと思っていたら、別のお話なのね。
和子叔母さんは過去に何かあったっぽい人だな〜と思っていたら、原田知世が演じた役のその後、という設定なのね。

青春時代にこういう体験をしてしまったら、その後どうやって生きればいいんだろう?
希望があるような気もするし、信じる気持ちを持ち続けられるか不安なような気もするし。

それにしても、もし何人もの人間がタイムリープを使えるようになったら、世界ってものすごく混乱しそう!
記憶はそのままで過去のある一点の自分になりかわり、何も知らないふりをして同じような行動をする・・・というシチュエーションは、RPGやシミュレーションゲームを途中からやり直すときの感覚に似ていて、実際にそういうふうにやり直しを繰り返していたら気がおかしくなってしまうんじゃないかなぁなどと考えていたのを思い出した。
今、自分がそういう能力を得たら・・・戻りたいときってあるかなぁ?
細かい後悔はいろいろあるけど、キリないし。
ニュースに出るような事故を防いで回るという使い方もできるけど、そのために生きるのも大変だし、かといってやれるのにやらないと自分を責めちゃいそうだし。
『バタフライ・エフェクト』も似た感じの話だったけど、いくらやり直したってうまくいくとは限らない。
そう考えると、タイムリープなんて使えないのがいいみたい。
とりかえしのつかない大事なもの、かけがえのない人を失ってしまったときには、心から欲するのかもしれないが・・・。

時をかける少女
(2006年 日本)
監督/細田守
原作/筒井康隆
声/仲里依紗(紺野真琴)
  石田卓也(間宮千昭)
  板倉光隆(津田功介)
  原沙知絵(芳山和子)
  谷村美月(藤谷果穂)
  垣内彩未(早川友梨)
  関戸優希(紺野美雪)
公式サイト

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コメント

お久しぶりです☆TB失礼します。

地方では未公開だったため、レンタルを心待ちにしていました。
これが~面白かったですね!
私も千昭くんが好き(笑)なので、真琴のバカ!と思いましたよ。

しかしラストで千昭くんが「未来で待ってる」って言ってたけど、どれだけ先なのでしょうね…。

投稿: ももも | 2007/04/27 11:26

もももさん、こんにちは!
いつもありがとうございます♪

「本当におもしろいのかな〜」と懐疑的な気持ちだったけど、観て良かったです。
巧介より千昭!ですよね〜(笑)。

あのラストは美しいけど、私も「う〜ん・・・いつまで?」って思いました!
だってそんなすぐ先から来たようには思えないし、未来で待つくらいなら、ここにとどまってくれたっていいじゃーん!
でも、それを思うと、あの告白はどういうつもりだったんでしょうね??

投稿: チヒルカ | 2007/04/28 00:07

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