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七年目の浮気

お気に入り度 ★★★★☆

こんな話

ニューヨークの出版社に勤めるリチャードは、妻子が避暑に出かけている間は一人暮らし。アパートの上の階に美女が越してきて、気もそぞろだ。浮気はいけないと自制しながらも、ロマンティックな妄想が止まらず、お酒や映画に誘ったり、クーラーの効いた自室で涼むことをすすめたりする。

思ったこと

中年男の妄想がどこまでも暴走していくコメディ。
期待してた以上にくすくす笑わせてくれます。
私自身いろいろ妄想しがちな人間だけど、私だけじゃないのかなー?なんて。
取り澄ました顔をしているあの人やこの人も、実は内心いろいろ妄想してたりして・・・と考えると、楽しくなれそう。

Marilyn02マリリン演じる美女の天然ぶりはすさまじい。
自分が魅力的なのは分かっているのに、イノセントな表情や言動で中年男を翻弄する。
何気なく繰り出されるセリフやポーズが、セクシャルな妄想をかきたててる。
でも決していやらしい感じじゃない。
「下着は冷蔵庫で冷やしてあるの」って、あんた・・・。
もしもこれが計算だったら怖ろしいわ・・・。

スカートが風でめくれ上がる有名なシーンは、思ったより露骨に映していない。
主人公と美女との関係も穏当なまま終わる。
当時の映画倫理は非常に厳しかったらしく、原作となった舞台劇では二人の間には不貞関係があったといういことだが、きわどいシーンやセリフは一切カットされてしまったそうだ。
この時代の人が現代の映画を観たら、相当衝撃を受けるんだろうなー。

マリリン・モンローは、美人で、スタイルも良くて、セクシーで、歌や踊りもできて、人気もあって、人がうらやむような結婚もして、これほどいろいろ持っているのならさぞや幸福な人生が送れるだろうと思えるのに、実際には精神的に不安定でつらそうな感じだったみたい。
スクリーンの中の彼女は、こんなにも人に幸せ気分をふりまいているのに。
人間の幸せっていったい何なのだろう、って思うよね・・・。

ところで細かいことだけど、ラズベリーソーダが「苺ジュース」、クランベリーソースが「苺ジャム」と字幕に訳されているところが、時代を感じさせるなぁと思った。

七年目の浮気
The Seven Year Itch

(1955年 アメリカ)
監督/ビリー・ワイルダー
出演/マリリン・モンロー(美女)
   トム・イーイェル(リチャード・シャーマン)
   イヴリン・キース(ヘレン・シャーマン)
   ソニー・タフツ(トム・マッケンジー)

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コメント

こんにちは。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
映画「七年目の浮気」の昔の広告もとりあげました。
よかったら、寄ってみてください。

http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611

投稿: kemukemu | 2007/05/06 17:57

kemukemuさん、こんにちは!

ブログ拝見しました。
昔の広告って味がありますね。
大道芸の写真もステキです!

投稿: チヒルカ | 2007/05/08 15:46

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