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記憶の棘

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

10年前に夫ショーンを失ったショックからなかなか立ち直れなかったアナだが、ジョセフと婚約することになった。母エレノアの誕生日を家族で祝っているところに、見知らぬ10歳の少年が訪れる。ショーンと名乗った少年は、自分はアナの夫の生まれ変わりだと言う・・・。

思ったこと

辛気くさい映画だった・・・。
顔のアップをじーっと映しているカットが多くて、えーっと、ここから人物の心情を読みとるべきなのかね・・・と思いつつ、なんか困った気持ちに。

“生まれ変わり”“前世”などというテーマはわりと好きなのだけど、そういうことが本当にあったら、結構当事者は大変なのかもなーと思った。
前の人生の記憶に翻弄されちゃって、今の人生がないがしろになっちゃうのはね。
さらに、もしもここで少年が死んだら、また生まれ変わってくるのかな・・・何回でも・・・それってなんかゾンビみたいでちょっと恐い・・・と余計なことを考えてしまいました。

アナは、頭では否定しつつも、ショーン少年が夫の生まれ変わりだとだんだん信じてきてしまう。
他人が知らないようなことを知っているという部分しか描写されず、本人ならではの言動とか雰囲気とかなくていいわけー?と不審な気持ちで観ていたのだが、結局アナは死に別れた夫のことを全然忘れていなくて、信じたいから信じた、ということなのかなぁ。
受け入れる気持ちがなければ、こういう少年につきまとわれたら気味悪いだけだもの。
ショーン少年はなんだかつかみどころがない感じなのだけど、もしかして亡き夫ショーンもこんな雰囲気だったのか。
それともアナは、見たいものしか見えない、思いこみの強いタイプの人間なのか。
でも演技だけで信じさせるのは無理のような気もするし・・・。
生まれ変わりじゃなかったとしても憑依とか・・・。
真相は曖昧なまま終わってしまい、ちょっとスッキリしない。
あの人たちには、ラストシーンの後、新たな展開があるのかしら。

ニコール・キッドマンは相変わらずきれい。
さすがショートカットも似合ってる。
短めのスカートをはいていることが多いのだが、すらりと伸びた細長い足、いいね〜。

アリソン・エリオットはニコール・キッドマンの姉役だ。
実際は年下なのにね。
『この森で、天使はバスを降りた』や『鳩の翼』のときにはすごくきらきらしていたのに、なんか普通な感じになってて残念。

記憶の棘
Birth

(2004年 アメリカ)
監督/ジョナサン・グレイザー
出演/ニコール・キッドマン(アナ)
   キャメロン・ブライト(ショーン)
   ダニー・ヒューストン(ジョセフ)
   ローレン・バコール(エレノア)
   アン・ヘッシュ(クララ)
   ピーター・ストーメア(クリフォード)
   アリソン・エリオット(ローラ)
   アーリス・ハワード(ボブ)
公式サイト

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