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ローズ・イン・タイドランド

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

10歳のジェライザ=ローズは、ドラッグ中毒の両親のために注射器を準備する毎日。ある日、母親がオーバードーズで死亡。落ちぶれたロッカーである父とともに、かつて祖母が住んでいた荒野の一軒家に引っ越してきた。父はドラッグの世界へ旅に出たまま戻ってこない。親友である人形たちとともに幻想の世界にたゆたうジェライザ=ローズは、近所に住む奇妙な姉弟と知り合う。

思ったこと

Rose01少女が不思議の世界に迷い込むファンタジー映画だとばかり勝手に思い込んでいたので、不思議シーンが思いのほか少なかったことにちょっとがっかりしてしまった。
まともな両親や環境を持たない少女ジェライザ=ローズが、幻想の世界に生きている・・・というお話。
私もひとり遊び上手な人間なので、わりと共鳴はするんだけど。
こういう子供が何にも邪魔されずにこのまま育っていったら、どんな大人になっちゃうんだろう・・・?

出てくる大人たちも変人ばかり。
魔女みたいなデルに、子供のまま時が止まってしまったディケンズ。
ジェライザ=ローズの父ノアの行く末には唖然。
これもひとつの愛の形・・・?

ジョデル・フェルランドちゃんの力量にはいたく感心した。
最初から最後までほとんど出ずっぱりで、ひとりでジェライザ=ローズの世界を表現しなければならない、しかもストーリーで引っ張っていくような話じゃないし、よほど力がないと目も当てられない感じになりかねなかったと思う。
非常に愛くるしい外見だが、それを上回るほど、すごみのある才能を感じさせる。
もう本当にジェライザ=ローズにしか見えないんだもの。
天衣無縫で汚れのない子供のイメージそのものなんだけど、ディケンズとのからみではミニ・女って感じのコケティッシュさ。
4体のバービー人形(の頭)たちの声も、全部ひとりであてているとか。
カナダでの子役キャリアは長いらしいが、今後いっそうの活躍が楽しみです。

ローズ・イン・タイドランド
Tideland

(2005年 イギリス/カナダ)
監督/テリー・ギリアム
出演/ジョデル・フェルランド(ジェライザ=ローズ)
   ジェフ・ブリッジス(父ノア)
   ジェニファー・ティリー(母)
   ジャネット・マクティア(デル)
   ブレンダン・フレッチャー(ディケンズ)
公式サイト

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