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幸せのポートレート

お気に入り度 ★★★★☆

こんな話

キャリアウーマンのメレディスは、クリスマス休暇に、恋人とともに彼の実家を訪れた。たくさんの家族が集まるなか、メレディスはうまく溶け込むことができず、居心地悪く感じる。このままでは結婚話もままならない。追いつめられたメレディスは、助っ人に妹のジュリーを呼び出す。

思ったこと

Stone001メレディスはイタイ女だった・・・。
そのイタさがなんだか身につまされたというか、メレディスにすっかり同化してしまい、自分でもなんでこんなに?と思うほど泣きながら観てしまった。
つらい、つらすぎるわ。
やっぱりアメリカでも、彼の家族に気に入られるかどうかは大問題なんだな。
彼の妹にはあからさまな敵意を向けられるし、自分のおしゃべりは迷惑がられているようだし、仲のいい家族のなかで浮き上がってしまっているし・・・。
朝食用に作った料理をぶちまけてしまう場面で号泣(たぶん笑うところなんだが)。

皆の逆鱗に触れてしまったゲイ・人種の話題、これはちょっとフォローのしようがない。
イタ過ぎる。
・・・しかし、メレディスに同化している身として、あえてフォローさせていただきましょう。
メレディスは確かに差別的発言をしたけど、ある意味、世間ではよくある考え方を軽々しく表明してしまっただけ・・・とも言えると思うのです。
これに対して、ストーン一家は長い間にいろいろあって既に乗り越えてきた問題なので、メレディスの配慮の足りない発言はとんでもないものと受け取られたのです。
メレディスも心の底から差別的な悪い子ってわけじゃないので、今後、人間関係を作っていく間に、熟考して洗練されていく余地があると思うの。
逆に、メレディスが傷つきやすい点を、他の人が無神経に逆なでているところもあるわけだし。
誰だって「あ、しまった、失言!」ということはあるよね?
その後に何を考えて、どう変わっていけるか、というのが重要なんだと思う。
そしてメレディスは、それに必要な感受性や柔軟性を持っていると思う。
皆もそれが分かっているからこそ、なしくずし的に失言事件を許し、ラストへと向かっていったのではないか。
まさかプレゼントだけで見直したわけじゃないよね?

中盤からイヤ〜な予感が漂い始め、もしかして不愉快に感じる展開になるんじゃないかと思ったら案の定・・・実際にもあり得ることかもしれないが、とにかく不愉快なんだよ、不愉快、不愉快、不愉快・・・でも、笑えたけど♪
エヴェレット・・・こんな男、私だったら信じられないナー。
ベンはあからさまに最初からいい奴だったナー。

メレディス役のサラ・ジェシカ・パーカーは、顔も身体も細い〜!!と思った。
クレア・デインズを見るのは『ブロークダウン・パレス』以来だな。
んまーっ、すっかりお姉さんっぽくなって!!
『若草物語』『ロミオ+ジュリエット』など十代のときの印象が強いので、てっきりエイミーみたいな、意地悪な妹のポジションで出てくるとばかり思い込んでいたよ。

幸せのポートレート
The Family Stone

(2005年 アメリカ)
監督/トーマス・ベズーチャ
出演/サラ・ジェシカ・パーカー(メレディス)
   ダーモット・マローニー(エヴェレット)
   クレイグ・T・ネルソン(父ケリー)
   ダイアン・キートン(母シビル)
   レイチェル・マクアダムス(エイミー)
   ルーク・ウィルソン(ベン)
   クレア・デインズ(ジュリー)
公式サイト

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