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Wの悲劇

お気に入り度 ★★★★☆

こんな話

女優を目指す劇団研究生、三田静香。新作のミステリー舞台「Wの悲劇」のオーディションでは、ヒロイン和辻摩子役を射止めたのは菊地かおりで、静香は女中役&プロンプターを務めることになる。ベテラン俳優である羽鳥翔、五代淳らを交え、公演が始まったが・・・。

思ったこと

「わたし、殺してしまった! おじいさまを刺し殺してしまった!」
ジャーン!!
(↑音楽:ヴェルディのレクイエム)
思わずモノマネをしないではいられない、インパクト。

薬師丸ひろ子は、この映画の頃から演技ができるようになったのかな?
これ以前はまずかったというわけではないが、演技力というより、本人そのままの魅力が前面に出ていたと思う。
記者会見で、冷静に話そうとしているのに、感極まって泣いてしまうシーン。
これはウソだとわかっているのに(演技をしている演技?)、騙されてしまう気持ちになった。

三田佳子はすごい。
“THE・女優”という感じでございました。
尊大で、自分の能力・魅力に自負をもっており、舞台で主役を張るためなら汚れることもおそれない。
ホテルで「あの人には、奥さんも子供もあるのよ」と言うときの目つき、自嘲を込めた笑顔にハッとした。
この映画を観ていたら、三田佳子自身がああいう人なのだと、信じてしまいそうになる。
若手女優にいちゃもんをつけて泣かすシーンとか、コワイよ〜。
でも、劇中劇での奥さま役は、大げさでちょっとヘン。
演技力はイマイチだけれど、身体を使ってのし上がってきた大女優という設定だから?(考えすぎ?)

蜷川幸雄が演出家役で出演しているのもおもしろかった。
実際にあんな感じなのかな?
劇中劇「Wの悲劇」の舞台演出も蜷川幸雄によるものだとか。

 ああ〜時の川を〜♪
 渡る船に〜♪
 オールはない〜♪
 流されてく〜♪

歌いたくなって、すごく久しぶりにカラオケに行ってしまいました(友達と一緒に、薬師丸ひろ子&原田知世しばりで)。

Wの悲劇
(1984年 日本)
監督/澤井信一郎
原作/夏樹静子
出演/薬師丸ひろ子(三田静香)
   世良公則(森口昭夫)
   三田佳子(羽鳥翔)
   三田村邦彦(五代淳)
   高木美保(菊地かおり)
   蜷川幸雄(安部幸雄)

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