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里見八犬伝

お気に入り度 ★★★★★

こんな話

かつて里見家に滅ぼされたことを恨む玉梓と息子素藤は妖怪となってよみがえり、里見家を襲った。ひとり逃げおおせた静姫は、100年前の伝説にしたがい、玉を持った8人の犬士を集めて蟇田一族を倒そうとする。そして、迷い込んだ村で出会った新兵衛に、いつしか惹かれていく・・・。

思ったこと

Satomi01_1おもしろすぎる!!!
ああ・・・もう、ダメ・・・。
子供の頃にテレビで観て好きだったけど、目が肥えた今ではがっかりするかも・・・という思いはまったくの杞憂、心から楽しめた。
アクションがかっこいいし、音楽は妙にノリがよく、テンポよく進むストーリーに没入してしまう。
古くさい特撮も、ある意味おもしろい。
ムカデのお化けみたいのとか大蛇とか、おもちゃみたいで笑えるうえに、八犬士の皆さんが真剣な顔で戦っているのがますます笑える。

ひろ子ちゃんのお尻ぷりぷり、太ももむちむち。
清らかなお姫様のたたずまいとのギャップがそそるわー。
でも、ラブシーンはねちっこすぎる・・・。
見てて恥ずかしいよ!

真田広之のことは好きになってしまうよね。
特に、姫をわなにひっかけてさらうシーンが好き。
お姫様と身分の低い粗野な男という組み合わせは、盛り上がるなー、周りの者がさげすめばさげすむほど。

敵を殺すために全身に毒を込められた、毒娘というモチーフも大好き!
やはり毒娘は美しく舞わなきゃね、うんうん。

志穂美悦子もきれいで凛々しくてステキ。
ヘビ男妖之介と毛野(志穂美悦子)が最後に戦う部屋は、19世紀末ウィーンのユーゲントシュティール装飾だった。
時空を超えておるな。
クリムトの『接吻』を模した絵の前で、毛野が、くるくるっ「誰にも愛されず・・・」くるっ「誰も愛さず・・・」と死んでいく様は、見ごたえ十分。

そして、なんといっても、夏木マリの怪演は見もの!
全身を柔らかな娘の肌に張り替えて、血の池につかって、美しく若返りたーい!

しかし、改めて観ると、RPGみたいなストーリーだな。
仲間を探し集めて、8つの玉を所定の場所にはめこむと、敵を倒すための武器とメッセージが与えられる。
でもラストダンジョンの城へ乗り込むときは、策なしというかカミカゼ的というか、体当たりの突撃・・・勝てて良かったけど。

ラストは、ラブストーリーとして観ていると感動するが、八犬士の目的は里見家再興ではなかったのかと考えると???

里見八犬伝
(1983年 日本)
監督/深作欣二
出演/薬師丸ひろ子(静姫)
   真田広之(犬江新兵衛)
   千葉真一(犬山道節)
   寺田農(犬村大角)
   志穂美悦子(犬坂毛野)
   京本政樹(犬塚信乃)
   大葉健二(犬飼現八)
   福原拓也(犬川荘助)
   苅谷俊介(犬田小文吾)
   夏木マリ(玉梓)
   目黒祐樹(蟇田素藤)
   萩原流行(妖之介)
   岡田奈々(浜路)

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コメント

>八犬士の目的は里見家再興ではなかったのかと考えると???

まじでこれ
おじさんもその子供も超良い人達だし

でもみんな「行けっ行くのだー」って言ってくれてるから

投稿: | 2014/10/09 18:13

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