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オペレッタ狸御殿

お気に入り度 ★☆☆☆☆

こんな話

がらさ城の城主安土桃山は、“この世で最も美しい者”の地位を奪われることを恐れ、実の息子である雨千代を快羅須山へ追放して亡き者にしようとする。運よく逃れた雨千代は、狸御殿の狸姫と出会った。ふたりはたちまち恋に落ちるが、姫を心配するお萩の局、雨千代を追うびるぜん婆々らの邪魔が入る。

思ったこと

Tanuki01チャン・ツィイーは相変わらずかわいかった。
オダギリジョーはかっこよかった。
それだけだった・・・。

ふたりが出会って・・・え!? いつの間に恋に落ちたって!?

意味わかんない。
前後がつながらない。
ブツ切れのカット割り。
テンポが悪い。
歌と踊りが全体的にしろうとくさい。
出来の悪い舞台みたいな美術。
斬新さもなければ、様式美もない。
墨絵のような背景から滝が流れ落ちている・・・などは良い発想だと思うのだけど、生かせていたとは言い難い。
狸御殿の宴が貧乏くさい。
上野公園の花見の宴会か?
美空ひばりをデジタル出演させるような暇があったら、ブランコを揺らす糸くらい消したらどうか?

意味なし荒唐無稽ストーリーというなら、もっと理屈抜きでわくわくさせてくれなきゃねー。
まともに演技しようとしている役者のことが、いたいたしく見えてくる。

お萩の局を演じる薬師丸ひろ子は、健闘していた。
「ヒトは〜やまい〜♪」という歌も良かった。
まゆげがない顔はちょっとコワイけど。
由紀さおりも歌はいいが、演技がバラエティ番組のコントみたい(そういう演出なのか?)。

チャン・ツィイーのことは大好きなので、悪く言いたくないの・・・でもでも片言の日本語は苦笑するしかなかったよ・・・(吹き替えにすれば良かったのに)。
ひとりだけ中国語をしゃべっているのも、不自然極まりない。
いくら「唐の国から来た」とは言ってもさー。
なぜチャン・ツィイーでなければならなかったの!?
きれいだけどさー。

ひとつだけ、気に入ったところ。
タヌキの紋がかわいかった。

オペレッタ狸御殿
(2005年 日本)
監督/鈴木清順
出演/チャン・ツィイー(狸姫)
   オダギリジョー(雨千代)
   薬師丸ひろ子(お萩の局)
   由紀さおり(びるぜん婆々)
   平幹次朗(安土桃山)
   山本太郎(駝鳥導士)
   パパイヤ鈴木(次郎狸)
   篠井英介(弥助)
   市川実和子(コメ)
   美空ひばり(光の女人:デジタル出演)
公式サイト

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