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灯台守の恋

お気に入り度 ★★★☆☆

こんな話

フランスのブルターニュ地方にあるウエッサン島へ、亡き父母の家を売却するためカミーユが帰ってきた。そこで見つけた『私の世界の果て』という本の表紙には、かつて父が灯台守を務めていたジュマン灯台が描かれていた。読み進めていくうちに、カミーユは秘められた過去の物語を知ることになる。

思ったこと

私は、フランス映画に対して、なんとなく苦手意識がある。
なんでだろう・・・と考えたのだけど、どうも恋愛メインの話に浸りきれないせいのようだ。
(恋愛ものがまったくダメなわけではないけど。そんなこと言っていたら、ほとんどの文学作品や映画が楽しめなくなってしまう。)
どうしようもなく惹き付けられる相手の姿、見つめ合う目と目、抑えても抑えても湧き上がる思い・・・とかの描写がえんえん続くと・・・なんだか・・・眠くなって・・・。

フランスの西端にあるウエッサン島には、ジュマン灯台というのが実在して、ロケもそこで行われたという。
岩がちな荒野を自転車で走るマベ、男たちがいつも集まっているパブ、にぎやかな村祭りなど、島の光景は見てて楽しい。
雨のなか、崖の上からボートに手を振るマベの姿はロマンチックだった。
いや〜恋愛体質ではない私には、とてもできないな〜。
びしょぬれになりながら、わざわざ手を振りに行くなんて・・・。

よそ者のアントワーヌを受け入れられない偏狭な村人たちには、世界のどこでもこうなのか〜と複雑な気分にさせられる。
「あいつを追い出す」と先頭きってアントワーヌをいじめていたイヴォンが、一緒に仕事をしていくうちにだんだんと友情を育んでいく様子は良かった。
最初はちょっと意地悪な感じの顔だと思ったけど、イヴォン、いいやつだった。
3人のなかで、いちばん感情移入しちゃった。

ジュマン灯台へは、ボートからロープを伝って入る。
一度入ったら2か月間灯台を守り続け、おいそれと出られない・・・こんな場所があるとはびっくり(今は違うだろうけど)。
嵐の夜に、大波が灯台を打ち付ける様は、すごいスペクタクルだった。
実際に中にいたら、さぞや恐いだろうな〜。

灯台守の恋
L'equipier/The Light

(2004年 フランス)
監督/フィリップ・リオレ
出演/サンドリーヌ・ボネール(マベ)
   フィリップ・トレトン(イヴォン)
   グレゴリ・デランジュール(アントワーヌ)
   エミリー・デュケンヌ(ブリジット)
   アン・コンサイニー(カミーユ)
公式サイト

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