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イン・ハー・シューズ

お気に入り度 ★★★★☆

こんな話

弁護士として仕事はバリバリだが恋愛面ではイマイチな姉ローズと、ルックス抜群だが定職につけず難読症に悩んでいる妹マギー。奔放なマギーの振る舞いに怒ったローズは、居候していたマギーを追い出す。行くあてのないマギーは、20年も会ったことのないフロリダの祖母エラのところへたどり着く。

思ったこと

ローズとマギー、どちらに感情移入しても、心が痛くなる感じ・・・。
(最後には、それぞれの救いが待っているのだけど)
弁護士という仕事を持ち、地に足が着いた生活を送り、クローゼットには高級な靴をずらりと揃えているローズ・・・だけど自分に自信がないから靴は飾っているだけ、男には縁がない。
魅力的なルックスを生かして男関係は派手なマギー・・・だけど定職につけない、居場所を見つけられない自分をもてあましているような感じ。
どちらも一見、人から羨まれるようなものを持っているのだけれども、心の中でうずまく気持ちは本人でないとわからないのだ。
キャリアだけでは幸せになれない、美貌だけでは幸せになれない・・・だからといって自分にないものをねだっていてもしょうがない・・・タイトルの“イン・ハー・シューズ”とは、自分だけにぴったりの靴を見つけるように、それぞれの人生を見つけよう、ということなのかなと思った。

観ている間に、姉と妹、どっちの味方につこうか、気分がくるくる変わってしまう。
マギーは相当ひどいことをやった!
これは許せんだろ。
手クセ悪いしな〜。
だけど、自分は頭がいいと思ってバカにしてくるローズは感じ悪ぅ〜。
せっかくのステキな靴も、しまいっぱなしで使いこなせないところがダサ。
普段の姿がさえなさすぎて・・・見ててツライ。
こうはなりたくないな・・・。
・・・どうもマギー寄りになってしまうのは、私がキャメロン・ディアスびいきだから・・・?
実際、キャメロンちゃんのナイスバディは超健在。
うわーすごい脚!お尻!と思っても、私の場合「ま、人種が違うから・・・」と客観的に鑑賞できるが、なまじ同じ種類の人(それこそ姉妹とか)だったら、羨んでも羨みきれないかもねー。

姉妹だからこそ、そして母を亡くしてからの寂しい子供時代をともに乗り越えてきたからこその絆がある反面、自分のコンプレックスも大いに刺激されたりして、文字どおり愛憎うずまくのだね。
でも、最後には許し合うところにたどりつけて良かった!
なんだかうまくいきすぎだけど。
ま、明るいハリウッド映画だから。

イン・ハー・シューズ
In Her Shoes

(2005年 アメリカ)
監督/カーティス・ハンソン
出演/キャメロン・ディアス(マギー)
   トニ・コレット(ローズ)
   シャーリー・マクレーン (エラ)
   マーク・フォイアスタイン(サイモン・スタイン)
公式サイト

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» 『イン・ハー・シューズ』 [山鶴正宗]
姉派か、妹派か、女性の意見はきれいに2つに分かれそうです。 お姉さんの最終的な恋人がとっても私の好みでした。 あと、持ってる靴の数についても考えてしまいました。 私は全部で5足しか持ってないことを帰ってから確認してしまった『イン・ハー・シューズ』でござい....... [続きを読む]

受信: 2006/02/16 22:17

» イン・ハー・シューズ/キャメロン・ディアス [文学な?ブログ]
簡単に失われるような人間関係なら、最初からなかったと諦めた方がいい。人と人の本当の信頼は、一つや二つの事件では揺るがない。そのことを強く感じた映画でした。 女性弁護士ローズ(トニ・コレット)には、対照的な性格の妹マギー(キャメンロン・ディアス)がいます。マギーは定職にもつかずに男を漁りながらぶらぶらとして、突然ローズの家に転がり込んできます。困った妹ですが、二人の絆は子どもの頃から強く、何でも話せる親友のような存在でした。 ある日、マギーはローズの彼を誘惑してしまいます。その現場を目撃し... [続きを読む]

受信: 2006/06/20 20:02

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