ドラゴン・キングダム
お気に入り度 ★★★★☆
こんな話
サウスボストンに住むカンフーおたくのジェイソンは、いじめっ子たちに脅され、チャイナタウンにある質屋襲撃の手引きをさせられる。銃弾に倒れた店主から金色の棒を託されたジェイソンは、逃げた末にビルの屋上から落ちてしまった。目を覚ましたらそこは古代中国のような不思議な世界、キングダム。出会ったルー・ヤンから、“導かれし者”が、封じ込められた孫悟空に如意棒を返し、悪のジェイド将軍を倒すという伝説を聞かされる。
思ったこと
ストーリーも美術も、全体的にチープさ満点。
だけどジャッキー・チェンとジェット・リーのアクションが存分に見れるだけでもう満足!
だいたい製作国がアメリカだし、マヌケ面のアメリカ坊やが主人公だというし、その他の仲間や敵キャラはたいしたことなさそうだしで、アクションは添え物程度かも・・・と心配していたが、ジャッキーとジェットの見せ場はたっぷりあった!
それに、みずみずしい緑の山や田園風景、広大な砂漠など、中国でロケされた風景もきれい。
孫悟空の花果山での飛翔や、ルー・ヤンの酔拳もおもしろいが、なんといっても興奮するのはルー・ヤン(ジャッキー)と黙僧(ジェット)の、如意棒奪取バトル。
呼吸をするのも忘れそうなスピード感と迫力。
ジェイソンはおたくのくせに、世紀のバトルを最初から見れなくて残念でした〜。
カマキリ拳の構えで胸が高なる(なぜか)。
ジェット・リーのこと、別に・・・と思っていたはずだけど、いつの間にか好きになっちゃってるのかも・・・。
凛とした話し方もいい感じ。
出演作を今まであまりマジメに観てきてなかったが、DVDチェックしよっかな。
不思議の世界に迷い込んだジェイソンは、ルー・ヤンと黙僧のふたりから特訓を受ける。
なんて贅沢な! あんたなんかあんたなんかただのカンフーおたくのいじめられっ子のアメリカ人のくせにぃぃ!!
と、激しく嫉妬を感じたが、その後に続く特訓が本当につらそうだったので、あ、私には無理、とあっさり投げ出す。
白髪魔女って・・・ヘンなファッションのアイドル歌手とかにいそうな感じ。
ルー・ヤンが最後に戦うのがあんただなんて、相手にとって不足過ぎ!
ゴールデン・スパロウは、復讐を果たすのに何故呼び止める?
女性陣が全然強そうじゃなかったのは不満だな・・・。
画面のいろいろを見るのも忙しいのに、伝説についての語りなど、漢字多めの字幕をいっぱい読まなくてはならなくて、ちょっと気が焦った〜。
ま、全然理解するのが大変なような話ではないんですけどね。
なんで中国の神仙の世界の登場人物が英語話してんだよ〜と違和感は禁じ得ないが、『ベルサイユのばら』で何故フランス人が日本語をしゃべっているのか・・・と文句をつけるようなものであって、気にしなければいいのだ。
でも英語で言われるとガクッとくるような言葉がいろいろあるなぁ。
孫悟空→モンキー・キング
如意棒→ただのスタッフ
花果山→マウンテン・オブ・フラワー・アンド・フルーツ(花も果実も見当たらないが・・・)
ルー・ヤンがいつも飲んでるひょうたんの酒→ワイン
ジェイド将軍と翡翠帝→ジェイド=翡翠(字幕では書き分け)
ルー・ヤンが「Don't think, just do !」と叫ぶところは、ブルース・リーの有名なセリフを彷彿とさせてかっこいいが、“考えずに動く”って場合によっては傍迷惑だよね・・・。
孫悟空は困った暴れん坊という存在だったかと思うが、いつの間に正義側みたいになったんでしょうね?
何も殺さなくても・・・(ちょっと後味悪い)。
ジェイソンは楽しい夢をみられて良かったね。
私も夢でカンフーをマスターしたい。
ドラゴン・キングダム
The Forbidden Kingdom
(2008年 アメリカ)
監督/ロブ・ミンコフ
アクション監督/ユエン・ウーピン
出演/マイケル・アンガラノ(ジェイソン)
ジャッキー・チェン(質屋店主/ルー・ヤン)
ジェット・リー(孫悟空/黙僧)
リュウ・イーフェイ(ゴールデン・スパロウ)
コリン・チョウ(ジェイド将軍)
リー・ビンビン(白髪魔女)
モーガン・ブノワ(ルポ)
公式サイト
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